腹筋ベルトの効果とは

電気で筋肉を刺激する

腹筋ベルトは「EMS」とも呼ばれます。
EMSとは、「Electrical Mustle Stimulation」の略で、電気を使って筋肉に振動を与えるという意味になります。

我々は筋肉を鍛えるためにトレーニングをします。
これは、トレーニングによって筋肉に刺激を与え、それが筋肉の成長を促すからです。

それを電気刺激によって引き起こそうというのがEMSの考え方。
「本当に電気刺激だけで効果があるの？」と疑問に思う方も多いかもしれません。

しかし、EMSの利用が筋力の増加に効果があったとする論文も発表されていますので、そのあたりに関しては否定するのは難しいでしょう。

割れるかどうかは個人差も

ただし、これを使うだけでロナウド選手のようなきれいなシックスパックを実現できるかは不明です。
彼のような一流アスリートの場合、当然のごとくハードなトレーニングを積んでいるでしょうし、食事管理も徹底しているからです。

脂肪燃焼効果はない

EMSは筋肉を鍛えるのに効果があります。
ただし、これは脂肪に対して働きかけるものではありません。
もっとも、筋肉をつけることで代謝が良くなりますので、やせやすい体にはなりますが。

広告では食事管理もセット

CMでもおなじみの「スレンダートーン」では、サイト上にサッカー元日本代表の城彰二さんの体験談を掲載しています。
1か月の使用でウエストが-14.4cmになったとしており、ここだけみると脂肪の燃焼にも効果があったかのように感じてしまいます。

しかし、よく読んでみると、「スレンダートーンとバランスの良い食事で」ウエストが落ちたとの記述があります。
どのような食事管理を行なったのかは不明ですから、どこまでがスレンダートーンの効果なのかは不明です。

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腹筋ベルトは一定の効果を見込むことはできるものの、これだけでバキバキの腹筋になったり、スレンダーなウエストを手に入れられると考えるのは無理があります。
当然のことですが、やせるには適切な運動と適切な食事管理による体型管理が基本です。

腹筋ベルトに頼り切るのではなく、使う場合はあくまでサポートとして捉えるのがよいでしょう。