ダイエットのための効果的な筋トレ実施計画
筋トレによる筋力強化はダイエットを加速してくれる
ダイエットの目的は、引締まった体を手に入れること。ダイエットを始める時点で、どのくらい脂肪がついてしまっているかで方法は多少変わってきますが、最終的には筋トレにより筋肉を肥大させ、代謝向上を実現して脂肪が減りやすくつきにくい体に体質を改善することがゴールとなります。
脂肪が大量についてしまっている場合は、有酸素運動を多めに行わなくてはいけません。筋トレの内容も脂肪が多い方に関しては、軽めの負荷で回数を多く繰り返す、筋持久力系のトレーニング種目が最初のうちはメインになってきます。
脂肪が少しずつ落ちてきた時点で、段階的に負荷を高くしていきながら筋肥大を加速させていくという流れがスムーズな方法になるでしょう。
【関連記事】体脂肪率25%からのダイエット!標準の体脂肪とは?筋トレ運動で肥満を撃退する方法
やることを分けて毎日体を動かす
筋力トレは慣れが必要です。初心者の方や筋力がそれほど高くない方が、最初から休みなしで負荷の高い同じような筋トレメニューを毎日行なってしまうと、オーバーワークとなり体を壊してしまいかねません。
まずはフォームや動作スピードなど、筋トレの基本を習得する必要があります。基本があってこそ、体質改善に繋がるようなレベルの高いトレーニングに取り組めるからです。しかし、軽い負荷で筋トレやその他のトレーニングを長く継続していると、ダイエットも効率的な進展が望めなくなります。
そんなときは体に負担がかからないように、鍛える体の部位やトレーニング種目を日によって変えれば、体に負担をかけることなく毎日効果的なトレーニングを続けることができます。
例えば一週間の予定のうち、月曜と水曜・金曜はそれぞれ違う部位の筋トレを行ない、火曜と木曜は有酸素運動をメインにトレーニングを行なう、というような形です。
筋肉が発達するために必要な筋肉痛と超回復
筋肉痛と超回復はセット
運動や筋力トレを行なったとき、一定以上の負荷を筋肉にかけると、筋肉の線維に傷ができて炎症を起こします。傷ができた筋線維は栄養や休養を伴って次第に修復され、元の状態よりも少し太く強くなります。これが超回復です。