このような脳が原因の機能障害は、心理的・社会的に受けてしまうストレスや、思いもよらず発生してしまう外傷などがきっかけで発症する場合が多いようです。
【関連記事】全身が筋肉痛の症状がある方必見!運動後の痛みの原因は病気?線維筋痛症を知っておこう!

遅発性筋痛との関係は?

ポイント
遅発性筋痛の場合は運動など激しい動作を行なったときに、筋肉に損傷が起こることが主な原因と考えられています。

例えばアームカールで上腕二頭筋を鍛えているときに、自分の能力を超える過剰な回数による負荷を上腕二頭筋にかけてしまったときなどに筋肉が損傷してしまいます。ほとんどの場合が外的な要因によるものです。

一方、線維筋痛症は筋肉に痛みがある状況は遅発性筋痛と同様ですが、その原因は筋肉の損傷ではなく、脳からの信号がうまく伝わらない機能障害です。これは外的な傷ではなく内的な要因にあたります

遅発性筋痛の痛みを過剰に気にしてしまうことでストレスが発生し、機能障害が引き起こることで線維筋痛症になる可能性はゼロではありませんが、遅発性筋痛の痛みが直接的に機能障害を引き起こして線維筋痛症を発症してしまうことは考えにくいといえます。

筋肉痛を緩和するためのストレッチ法

背中に筋肉痛があるときに行なうストレッチ

https://youtu.be/u84CIHNppEs

背中はとても多くの筋肉が集まっており、背骨など人体にとって重要な骨や関節が集中している部位です。その分激しい運動や筋トレなどを行なうと痛みも発生しやすく、場合によっては損傷が長引くおそれもあります。

背中に関しては運動前後もですが、日常のリラックスタイムにも伸ばしたり縮めたりすることで常に筋肉の緊張をほぐしておくようにしましょう。

背中に筋肉痛があるときに行なうストレッチ

https://youtu.be/08mXTcScoTg

下半身は全身動作の土台となります。中でもお尻や太ももは、腹筋や背筋の動きにも直接関係している重要な部位です

運動もそうですが、立つ・座る・歩く・走る・昇るなど日常の動作をスムーズに力強く行なうためにも、常日頃から脚全体のストレッチを継続しておくことは大切なことだといえます。

筋肉の痛みがひどいときは、まず医療機関へ相談を

専門家
筋肉の痛みである遅発性筋痛や線維筋痛症などを発症した場合は、痛みの度合いに関係なく、まずは医療機関に診断してもらうことをおすすめします

筋肉痛に慣れているスポーツ選手が強めの筋肉痛になった場合など、いつものことだと自分で判断したときに、後で診断すると実は肉離れだった、ということはよくあることです。結果、治りが遅くなってしまいます。

線維筋痛症の場合はさらに深刻で、自分の判断だけだと長期間に渡って激しい痛みが長引くおそれがあります。さらにひどい症状になる可能性も否定できません。

運動や趣味を楽しく継続し、日常生活を有意義に送るためにも、筋肉に少しでも痛みがあるときは早めに医療機関に行くようにしましょう。

  

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