空腹のときに筋トレや運動をするということは、ホルモン作用で体に負荷がかかっている状態に対し、さらに強いストレスをかけることと同等だといえます。

筋トレの後に行なうべき食事による栄養補給

筋トレを行なって筋力アップを狙う場合、トレーニング前の栄養摂取と同様に大事になってくるのが、トレーニング後の栄養摂取です。

筋トレを行なうことで損傷した筋肉に栄養を補給することで損傷の修復を手伝い、超回復作用によって筋肉量を増やすことが可能となります。

一連の過程を速やかに進めるためには、30分以内を目安に運動後できるだけ早いタイミングで、タンパク質を豊富に含む食事を摂取するようにしましょう。

しかし、厳しいトレーニングの後すぐに食事を摂取することが難しい人もいるかもしれません。もし食事を摂取することが難しい状況なのであれば、サプリメントなどの栄養補助食品を利用するのも１つの方法です。

プロテインが入ったドリンク、牛乳や豆乳・乳飲料などタンパク質が豊富に含まれているもの、果汁100％ドリンク・バナナなどの果物・ビタミンが多く含まれた柑橘類などがおすすめです。
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プロテインによる栄養摂取について

始めて筋トレに取り組もうとしている方は、通常の食事だけでなく、トレーニング後は別にプロテインを摂取するべきか迷うこともあるでしょう。

結論から申し上げますと、筋肉量がまだそれほど多くない筋トレ初心者の方は、食事に加えてプロテインからわざわざタンパク質をさらに過剰に摂取する必要はないといえます。

まずは体を作るのに最低限必要なさまざまな栄養素を、タンパク質も含めバランスよく摂取することから始めるべきです。筋トレを始めたばかりであれば、筋力アップに必要な栄養素は食事からで十分に補うことができます。

食事から十分にタンパク質を摂取した上で筋力がさらにアップし、補助的にプロテインが必要だと感じてきた時点で摂取すれば十分です。

正しい筋トレを継続的に長期にわたり実践し、栄養素の種類や量が十分な食事をしっかり摂り、休息も効率的にとっているにもかかわらず、疲労感が抜けない・筋肉の肥大や筋力アップが十分に感じられない、という感覚を持つようになれば、プロテインを摂取する必要があるかもしれません。
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筋肉の超回復に最も必要なのは睡眠

超回復を起こすためには、睡眠による休息がとても大切になってきます。眠っている最中に成長ホルモンが多量に分泌され、筋トレなどにより傷ついた筋肉を修復するからです。もし睡眠時間を十分にとることができなければ、その分筋肉の修復も十分なものにはなりません。

休養という意味合いで特に大事なのが、午後10時から午前2時までの睡眠ゴールデンタイムと呼ばれる時間帯です。この時間帯は成長ホルモンの分泌が特に多くなります。

この時間帯に睡眠をしっかりとることが、超回復を効果的に促す結果に繋がります。この時間帯に睡眠をとれば、筋肉の超回復以外にもさまざまな健康効果が期待できます。ダイエットや引き締め効果のために体を鍛える場合は、できるだけ早い時間に睡眠に入るようにしましょう。