意識するポイント
ワンハンドトライセプスエクステンションライイングのポイントは主に3つあります。
- 肘は肩のラインに対して垂直にする
- 肩と肘の位置を一定に保つ
- 肘を軸にして動作する
特に、ワンハンドトライセプスエクステンションライイングでは肘の使い方が重要になります。肘が広がっていたり、位置が固定されていないと、十分に負荷を掛けることができないので注意しましょう。
派生系も多数
実際に試してみると分かるのですが、ワンハンドトライセプスエクステンションライイングはバランス感覚の必要な筋トレになります。初めての方では、少しやりづらいかもしれません。
そんな時は、派生系の「ライイングトライセプスエクステンション」から挑戦するのもおすすめです。これは、ダンベルではなくバーベルを使用したものになるので、バランスも取りやすく初心者向けの筋トレと言えます。
ワンハンドトライセプスエクステンションライイングの注意点
太く逞しい二の腕作りに効果的なワンハンドトライセプスエクステンションライイングですが、注意してもらいたい点が幾つかあります。
肘は伸びきらない
先述した通り、ワンハンドトライセプスエクステンションライイングは肘の動きが重要となる筋トレです。当然、それだけ肘関節への負荷も大きくなりやすいものと言えます。
注意したいのは、動作中に肘が伸びきらないようにするということです。伸びきってしまうと、肘への負荷がさらに大きなものになるので、故障や怪我の原因になります。
ダンベルの取り扱い
ダンベルトレーニング全般に言えることですが、ダンベルにはバーベルのようなラック(置き場)はありません。同時に、バーベルよりもダンベルに対する危険意識は薄くなりやすいのです。
ダンベルは重く硬く、非常に危険な器具です。万が一、顔に落下すれば大怪我に繋がります。ワンハンドトライセプスエクステンションライイングを行う際には、無理をせずダンベルが滑り落ちないよう十分に注意しましょう。
上腕三頭筋の筋トレは無理は禁物!
今回は、上腕三頭筋に効率よく刺激を与えられるワンハンドトライセプスエクステンションライイングの正しいやり方についてご紹介しました。上腕三頭筋は、普段動かさないだけに、鍛えるだけ結果が目に見えやすい筋肉です。
正直、上腕三頭筋は結果が出やすいことから、つい無理しやすい部位と言えます。ただ、無理すると肘だけでなく肩の故障や怪我に繋がります。無理はせず安全に、理想的な太く逞しい二の腕を手に入れて下さい。