初心者には?

正直、従来のスクワットに比べてハックリフトは負荷の大きな筋トレです。筋トレが初心者という方では、ハックリフトは辛いかもしれません。

そんな時は、「かかとの下に何か挟む」ことをおすすめします。少しだけかかとに高さを持たせることで、動作中でもバランスが取りやすくなります。

バーベルトレーニングの注意点

注意歓喜

確かに、ハックリフトであれば大腿四頭筋をより効率的に鍛えることができます。ただ、バーベルトレーニングということもあり、ハックリフトでは注意点が幾つかあるのです。

バーの扱いに注意

ハックリフトでは、バーベルの扱いに注意して下さい。ダンベルやゴムチューブとは異なり、バーベルは高重量の物体です。言うなれば、「鈍器」として凶器にさえなりえます。

ハックリフトは寝転ぶことがないとはいえ、ふくらはぎやかかとなど、バーベルが落下すれば大怪我に繋がります。万が一にも事故が起こらないよう、無理な回数や重量では決して行わないようにしましょう。

負荷のかけ方に注意

バーベルをする男性

ハックリフトは、主に大腿四頭筋に刺激を与えられる筋トレです。しかし、手首や膝など、関節部分にも大きな負荷の掛かる筋トレでもあります。手首や膝といった関節部分は、大腿四頭筋に比べて細く脆い作りです。

大腿四頭筋だけを意識して鍛え続けていると、怪我や故障に繋がる危険性があります。仮に、関節部分に痛みを感じるのであればすぐに筋トレを止めて下さい。また、痛みが続くようなら、病院を受診することをおすすめします。

筋肉の使い方に注意

ハックリフトのようなバーベルトレーニングでは、狙った筋肉が鍛えられていないということが珍しくありません。これは、動作に合わせて、どの部位に刺激が加わるのか意識できていないことが原因です。

対策としては、ハックリフトの前にチューブトレーニングで筋肉の位置を確認しておくことです。軽い負荷で筋肉の位置を把握し、その後に強い負荷へと移ることでより効率的に刺激を与えることができます。

ハックリフトで強靭な足回りに!

大腿部の筋肉 イメージ図

いかがでしたか?今回は、スクワットの派生系「ハックリフト」の正しいやり方についてまとめてみました。バーベルを利用することから、ハックリフトでは大腿四頭筋に強い負荷を掛けることができます。

大腿四頭筋は歩く・走るなど足回りの要と言える筋肉です。当然、大腿四頭筋を鍛えるということは、太もも周りを太く逞しくするだけでなく日常動作の強化にも繋がると言えます。

ただ、ハックリフトはバーベルトレニングの1つです。バーベルは他の筋トレ器具に比べて強い刺激を与えらえる反面、手首や膝などの関節部分に負荷が掛かり易くもあります。

無理な回数・重量で行うことなく、安心安全なハックリフトで強靭な足回りを目指して下さい。

【関連記事】脊柱起立筋の筋トレとストレッチ方法とは?背中を鍛えて姿勢を正す

  

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