腕立てをする男性

前鋸筋の鍛え方!ストレッチとトレーニング方法

 

ボクサーのような強く引き締まったインナーマッスルを手に入れたいのなら、「前鋸筋」を鍛えるのが効果的です。ただ、大胸筋や上腕三頭筋のような筋肉とは異なり、前鋸筋はどう鍛えれば良いのか分からない部位でもあります。

また、前鋸筋はただ鍛え抜けば良いというものではありません。インナーマッスルとしての役割も持つ前鋸筋は、その動作性から「柔軟」であることも求められます。ただ硬い筋肉では、十分な働きができないのです。

そこで今回は、前鋸筋を効率的に鍛えられるストレッチ法とトレーニング法についてご紹介しましょう。また、前鋸筋についても詳しくまとめますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

前鋸筋を鍛えると?

大胸筋が特徴的な男性

冒頭でもお伝えした通り、前鋸筋はインナーマッスルの1つになります。よく「インナーマッスル=体の中心にある筋肉」と思われがちですが、実はそうではありません。あくまで深層部にある筋肉がインナーマッスルなのです。

前鋸筋とは

前鋸筋とは、肩甲骨から肋骨までを覆うように繋がっている大きな筋肉です。まるで「鋸(のこ)」のように広がる様子から、前鋸筋という名前が付いている訳になります。

前鋸筋は、別名「ボクサー筋」とも呼ばれます。これは、前鋸筋がボクサーがより素早く力強いストレートを放つ際に必要となる筋肉とされる為です。事実、世界的に有名なボクサーほど、この前鋸筋が発達しています。

前鋸筋の役割

前鋸筋の主な役割は、肩甲骨の外転(開く動き)や下方回旋(外周りの回転)、上方回旋(内回りの回転)など。また、肋骨を持ち上げるというのも、前鋸筋としての大切な働きになります。

一見すると地味ではありますが、前鋸筋は私たちの日常生活に深く関わる働きをしています。特に、腕を遠くに伸ばす動きや深呼吸をするなど、「もう一息」だけ力を入れたい時に発揮される筋肉なのです。

得られる効果

冒頭でお伝えした通り、前鋸筋を鍛えることで「引き締まった体」を手に入れることができます。これは、前鋸筋がインナーマッスルとして体の周りをコルセットのように巻きついている為です。

筋トレを行う上で、腹直筋(腹筋)ばかり鍛える方がいます。ただ、体はメリハリがあってこそ美しいものです。肥大ばかりさせるのではなく、前鋸筋のように引き締める部位を作ることも重要と言えます。

前鋸筋のストレッチ法

ストレッチする男性

どんな筋肉にも言えますが、「柔軟性」があってこそ効率よく鍛えることができます。凝り固まった筋肉では、美しく鍛えることはできません。

肩甲骨ストレッチ

  1. 肩幅に両足を開く
  2. 両手をお尻上部に当てる
  3. 肩甲骨を締めるイメージを持ちながらお尻を上方に押す
  4. 3の状態を30秒間2セット行う

ポイントとしては、前鋸筋が伸ばされている感覚をしっかり感じながら動作するということです。「じわ〜」と伸びている感覚があるのなら、前鋸筋を十分にほぐせている証拠と言えます。

     
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