みんなで取り組む楽しさ
集団で運動をするというと、学校の体育のようなものを思い浮かべるかもしれません。
学校の体育の場合は、一律のメニューを一斉にこなしますから、どうしても個人差が大きくなりがち。
運動が苦手な人にとっては、それが顕になってしまうことに強い嫌悪感を感じていたことでしょう。
一方で、クロスフィットトレーニングの場合は、「仲間」の感覚でみんなで体を動かすよさがあります。
メニューはインストラクターが調整してくれますから、落ちこぼれる心配もなし。
なにより、同じ目的で集まってきている仲間同士ですから、ときに競い、ときに励まし合ってトレーニングをこなしていくことができるのではないでしょうか。
現時点では取り組みづらいトレーニング
先ほども紹介しましたが、公認インストラクターが指導するジムは、日本に20ほどしかありません。
クロスフィットトレーニングでは、多くの器具とプログラムを組んでくれるインストラクターが不可欠ですから、現時点ではなかなか実践しづらいトレーニングといえます。
スポーツジムなど器具が揃っているところで、自主的にメニューを組んでトレーニングをすることで、クロスフィットトレーニングに近い形にはなるでしょう。
あの中村アンさんが取り組んでいるということで、一気に話題となったクロスフィットトレーニング。
もし近くに専用ジムがあれば、一度試してみてはいかがでしょうか。
これまでのトレーニングとはまったく異なる体験に驚くのと同時に、運動することの楽しみも得られるはずです。