力の差があっても、トップロールであれば十分に勝てる可能性があるでしょう。
以下の動画はアームレスリングですが、トップロールのイメージがつかみやすい動画となっています。
手の握り方も大切
腕相撲では、手の握り方によっても勝負の何割かがすでに決まっています。
まず、自分の親指を内側に、人差し指でそれを包み込むように握ります。
勝負の直前に相手と手を組み合いますが、ほとんどの人はすぐに力を出してやろうと、この時点で手をかなり強く握りしめます。
しかし、自分はこれに合わせる必要はありません。
トップロールの戦い方では、相手の手を自分の方に引っ張る形になりますが、このときに手の位置を調整します。
若干手前方向に動かすことで、相手の親指をがっちり抑え、相手の手のひらが上を向くような形になります。
こうなってしまえば、相手は力を入れるのが困難になります。
手首を巻き込みつつ、万全の態勢で勝負を決めましょう。
やっぱり筋トレ
これらのテクニックを駆使すれば、かなりの筋力差があっても勝つことができます。
ただし、そこから先はやはり筋肉が必要となってきます。
腕相撲で使う筋肉と言われると、多くの方が上腕二頭筋をイメージするかもしれません。
しかし、腕相撲は上腕から前腕、広背筋や大胸筋など、上半身のあらゆる筋肉を総動員して戦うスポーツです。
もちろん、下半身の踏ん張りも重要になりますね。
以下の記事で腕相撲で勝つためにおすすめの筋トレを紹介していますので、参考にしてみてください。
【関連記事】腕相撲で使う筋肉は?腕相撲が強くなるための筋肉と筋トレ方法について!
力と力のぶつかり合いである腕相撲。
そうはいっても、そこには確かなテクニックが存在します。
いかに自分の力を出し切るか。
そして、いかに相手の力を封じるか。
今回紹介したトップロールをマスターすることで、腕相撲の勝率はぐっと上がります。
筋肉をつけることと、それを活かすためのテクニックを知っておくことは、同じくらい大切な要素です。