大胸筋を鍛えるトレーニング
大胸筋の役割
胸を覆う筋肉である大胸筋。
大胸筋は、上腕を内側にひねる「内旋」や、上腕を体の方にひきつける「内転」、上腕を曲げる「屈曲」に関与します。
いずれも腕相撲の動きに関わっていることがお分かりいただけると思います。
プッシュアップがおすすめ
- 地面にうつ伏せになる
- 両手で体を起こす(手の幅は広めにする)
- 肘を曲げて体を地面に近づける
- 1セット15回程度を目安に3セット繰り返す
プッシュアップはいわゆる腕立て伏せです。
誰もが一度は取り組んだことがあるであろうトレーニングですので、特に戸惑うこともないでしょう。
手の幅を広くすると大胸筋に効きますが、狭くすると上腕三頭筋を鍛えるトレーニングになります。
前腕屈筋群を鍛えるトレーニング
前腕部分に広く存在する筋肉群をまとめてこう呼びます。
前腕の動きだけではなく、手首や指の動きにも関与する筋肉です。
腕相撲においては、手首を返されてしまうと力が入らなくなり、圧倒的に不利になります。
また、指先から力を加えることで相手の勢いを削ぐことができますから、ぜひ鍛えたい筋肉です。
リストカールがおすすめ
- イスに腰かける
- ダンベルを逆手で持ち、手のひら側を上に向ける
- 前かがみになり、前腕を太ももに乗せる
- 前腕を固定したまま、手首でダンベルを上下する
- 1セット10回を目安に、3セット繰り返す
ダンベルの重みに任せて手首を下ろしていると、痛めてしまう可能性があります。
ダンベルの動きを筋肉で制御することで、安全かつ効果的に取り組むことができます。
腕相撲で使う筋肉を鍛えるトレーニングは、いずれも手軽に取り組めるものばかりです。
地道に鍛えてライバルを打ち倒しましょう。