普通に運動をした場合、血流によって必要な栄養分をやり取りすることで回復を促します。
加圧トレーニングではそれを制限するわけですから、疲労時に多く分泌される乳酸が筋肉にたまりやすくなります。
すると、軽めの運動であっても高負荷の運動をしたのと同じような状態を筋肉に作り出すことができ、筋肉の成長を促すのです。

加圧トレーニング≠加圧シャツ

ただし、これはアブクラックスインナーを始めとした加圧下着、加圧シャツの効果とは別物です。
加圧トレーニングほどの圧力を常時かけ続けると健康を害するだけですし、そもそも、シャツや下着でそれを実践するのは不可能。
しかも、それでいて着心地がいいというのは、なかなか考えられません。

注意

アブクラックスインナーの本当の効果とは

ここでもう一度、アブクラックスインナーの謳っている効果を確認してみましょう。
すると、加圧というよりも、ウエストの引き締めや姿勢の維持をアピールしていることが分かります。

姿勢の悪さはスタイルの崩れの大きな要因です。
実際の数値はともかく、見た目には大きな影響を与えますから、適度な締めつけによって姿勢の維持をサポートするというのは、正しい狙いです。

また、補正下着ほどきつい引き締めではありませんから、日常生活に支障が出ないレベルで見た目を補正する効果は、高いと言えそうです。
引き締まったウエスト
一部の加圧シャツや加圧下着には、着るだけで腹筋が割れたり激やせしたりといった効果をアピールしているものもありますが、そういったことはまったくありえない話です。

アブクラックスインナーの場合は、体の一部分であるアブクラックスとの関係はそれほど感じられないものの、姿勢維持や補正効果を狙うのであれば、検討に値する商品です。

  

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