大臀筋
一般的にパンチの速度は「大臀筋」のように下半身から伝わる運動エネルギーが大きな意味を持ちます。何故なら、下半身で強く踏ん張れるからこそ空中にある腕周りも素早く・力強く動かせるからです。
ただ、日本人は欧米人に比べて骨盤が少し前に傾いており、それにより大臀筋周りの筋肉が付きにくいとされています。だからこそ、大臀筋周りはより効率的に鍛えられる筋トレを選ぶ必要がある訳です。
パンチ力強化に繋がる筋トレ法
パンチ力を強化するには上腕三頭筋・三角筋・大臀筋が重要ということでした。では、実際に各部位に効果的な筋トレ法を見ていきましょう。
ダンベルアッパーレイズ(上腕三頭筋向け)
- 椅子の中央に腰掛ける
- 両手にダンベルを持つ
- 手のひらを上に向ける
- 両肘が顔の位置に来るまでダンベルを上げる
- 元の高さまでゆっくりとダンベルを下げる
動作のポイントは、両肘を近づけるようにしながら上腕三頭筋を意識することです。
ショルダープレス(三角筋向け)
- 座った状態で両手にダンベルを持つ
- 手のひらを正面に向けて腕を上げる
- 頭上に来るまでダンベルを上げる
- 元の高さまでダンベルをゆっくりと下げる
動画のポイントは、両手のひらを体の正面に向けた状態でダンベルを移動させることです。
スクワット(大臀筋向け)
- 肩幅より少し広めに両足を取る
- 両つま先を15度ほど外に広げる
- お尻を突き出すように上体を下げる
- 2の体勢まで上体を上げる
動作のポイントは、膝がつま先よりも前に来ないように上体を移動させることです。
理論的に鍛えればパンチ力は上がる!
今回はボクシングなどで役立つパンチ力を強化する筋トレ法についてまとめてみました。いかがでしたか?筋トレ(無酸素運動)によりパンチに持久力・スピードが付き、結果としてパンチ力が強化される訳です。
そして、パンチ力の強化には上腕三頭筋・三角筋・大臀筋などを鍛えるのが効果的です。例えば、上腕三頭筋にはダンベルアッパーレイズ・三角筋にはショルダープレス・大臀筋にはスクワットがおすすめと言えます。
「理論的に鍛えればパンチ力は上がる!」とのことなので、ぜひ紹介した内容を参考にパンチ力の強化に繋げて下さい。