また、筋肉をつけることで引き締まった体を手に入れることができます。
運動をしていないと身体のあらゆる部分がたるんでしまうのですが、ヨガにはそういった部位を引き締める効果も期待することができます。
ヨガは呼吸から
基本は腹式呼吸
ポーズに入る前に、まず正しい呼吸法を知っておきましょう。
正しい呼吸法で体内のリズムを整えることで、ヨガの効果を高めることができます。
ヨガの呼吸は、一般的には腹式呼吸となります。
- 鼻から息を吸い、お腹を膨らませる
- 鼻から息を吐き、お腹をへこませる
鼻呼吸と口呼吸
ポイントは鼻呼吸であること。
鼻で呼吸をすることで、多くの空気を体内に取り込み、そして吐き出すことができます。
口呼吸が習慣になっていると、口腔内が乾きやすく、特に冬場は喉を痛めやすくなったり、感染症になりやすくなったりします。
口呼吸にはほかにもさまざまなリスクが指摘されていますので、ヨガをきっかけに直していけたらいいですね。
ヨガの基本ポーズ
ヨガにはさまざまなポーズがあります。
今回は取り組みやすいものを紹介します。
ヨガをする際には、マットなどを敷いて滑らないようにしましょう。
また、どんなポーズであっても呼吸を忘れないようにしましょう。
木のポーズ
- 片方の足を手で持ち、もう片方の足の付け根あたりにくっつける
- 両手を合わせ頭上へ持っていく
- 呼吸を整えながら、姿勢を30秒ほどキープする
- 足を入れ替え同じことをする
集中力を養う効果や、脚の引き締め効果があります。
はじめのうちはふらついてしまうでしょう。
遠くを見るようなイメージで正面を見据えると、うまくいくのではないでしょうか。
赤ちゃんのポーズ
- 仰向けに寝そべる
- 両膝を曲げ、両腕で抱え込む
- 首を持ち上げ丸くなる
- 呼吸を整えながら、姿勢を30秒ほどキープする
お腹を引き締める効果や、整腸作用もあります。
腕、首などに無理な力をかけないよう、なるべく自然体で取り組みましょう。
大地の力、空気の流れを感じながら行なうのが本来のヨガのあり方。
もちろん有酸素運動ですから脂肪燃焼効果はあるのですが、心身のバランスを整える効果も期待できるのが、ヨガのいいところではないでしょうか。