トレーニングの種類や方法は多種多様に存在しますが、自転車を使用したトレーニング程楽しいトレーニングはなかなかないでしょう。
自転車はただ漕ぐだけのものと思っていませんか?
自転車トレーニングには様々な方法があり、ダイエットや筋トレなど目的別におすすめのトレーニング方法があります。
そんな自転車トレーニングの沢山の魅力をこれから詳しく解説していきます!
自転車トレーニングの魅力
自転車トレーニングは均整の取れた体を手に入れられるおすすめのトレーニング方法です。
その魅力は多岐にわたり、一度始めたら病みつきになる人が続出しています。
様々な場所にトリップ出来る
自転車トレーニングの魅力は、なんといっても様々な場所へ足を運べる事です。
早起きをして仕事前にライドしてもいいですし、休日にロングライドを楽しむのもいいでしょう。
毎回同じコースを走って風景の移り変わりを楽しんだり、時には違うコースを選択し変化を楽しんだりするのもいいですね。
体重が重い人程自転車トレーニングがおすすめ
ダイエットには脂肪を燃焼する有酸素運動が向いていますが、ジョギングなどでは体重が重い人程、膝への負担が大きくなります。
ジョギング時に膝に掛かる負担は体重の4倍~5倍ほどといわれています。体重50kgの人でも膝への負担は200kg~250kgになります。
実際にダイエットの為ジョギングを初め、膝を壊してしまったという人も少なくありません。
しかし自転車ダイエットは地面に着地する衝撃がない分、膝への負担は少なくなります。それ故膝の負担を軽くしたい人や体重の重い人に向いている有酸素運動なのです。
雨の日でもトレーニング出来る
雨の降る季節や、雪の降る地方の人は自転車トレーニングが出来ない日々を過ごすのでは……。と不安になりますが、自転車トレーニング用の器具さえ購入すれば室内でもトレーニングは可能です。
必要なのは自転車トレーニング用の「3本ローラー台」です。8,000円~購入出来るので一つ持っておけば室内やガレージなど好きな場所でトレーニングをする事が出来ます。
初心者ならば前輪を固定し転倒の心配がない固定ローラーがおすすめです。こちらも8,000円~購入可能です。
下半身の大きな筋肉が鍛えられるので代謝の向上につながる
リバウンドのないダイエットを成功させる為に大切なのは、筋肉をつけて燃えやすい体質にする事です。
体の中で大きな筋肉を鍛える程、筋肉量は増え脂肪が燃えやすくなります。ダイエットをしたいなら下半身を鍛えた方がいいといわれるのはその為です。
自転車トレーニングは主に下半身の筋肉に働きかける為に、美脚のみならず燃えやすい体質も手にする事が出来るでしょう。
自転車で鍛えるためには
自転車で筋肉を鍛えるためにはその方法が肝心になってきます。自転車に乗って漕いでいる時には下半身の筋肉は総動員されていますし、それなりのカロリーも消費しています。
しかしただ乗って漕ぐだけでは鍛えられないことも確かです。そんなことで鍛えられるのならみなさん下半身はムキムキになっているはずです。
この記事では自転車で使われている筋肉群の説明とダイエットと筋トレに最適な運動方法をご説明します。
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自転車で使われる筋肉
大腿四頭筋
大腿四頭筋は内側広筋、外側広筋、中間広筋、大腿直筋の総称です。簡単に言えば太もも前面にある筋肉のことと覚えておいてください。
大腿四頭筋は体の中での筋肉の割合が非常に大きく、自転車を漕ぐ際のパワーの4割ほどをこの大腿四頭筋が担っているほどです。
大臀筋群
大臀筋群は大臀筋、中殿筋、小臀筋が集まったお尻の筋肉群です。筋肉の割合は大腿四頭筋の次に大きく、主に股関節の動作に関与します。漕ぐだけでなく歩く、走るといった日常動作にも欠かせない筋肉になります。
ハムストリング
ハムストリングは大腿二頭筋、半膜様筋、半腱様筋の総称です。太もも裏側の筋肉群になります。主に膝を曲げたり引き上げたりする際に関与します。
速く走ったりする際にはハムストリングの強化は欠かせないのですが、自転車を漕ぐ際にはそこまで重要視はされない筋肉でもあります。
下腿三頭筋
下腿三頭筋は腓腹筋とヒラメ筋から構成されるふくらはぎの筋肉のことです。主に足首を曲げたり伸ばしたりする動作に関与します。
自転車を漕ぐ際に大腿四頭筋などから生まれたパワーをペダルに伝えるまでの重要な役割をする筋肉です。