ざっくりまとめると、交感神経はストレス状態にあるときによく働く神経であり、副交感神経はリラックス状態にあるときによく働く神経です。
首が傾くことで、副交感神経系のひとつである迷走神経の働きを阻害します。

そうすると、血のめぐりや内臓の働きが悪くなったり、気持ちが落ち着かなかったりなどの症状が発生することもあります。
筋肉痛で首をさする男性
首のこりを解消するには、マッサージやストレッチ、あるいは温めることも有効となります。
ここでは、首を鍛えることでこりを感じにくくなるアプローチを考えていきます。

ネックフレクション

首を鍛えるトレーニングとして代表的なのは「ネックフレクション」です。
ネックフレクションは、屈曲、つまり曲げる運動を中心に行なうトレーニングです。

  1. 仰向けになる
  2. ベンチがあれば頭を外に出す
  3. ベンチがなければ上半身を軽く起こす
  4. 首を持ち上げる(顎を胸につけるイメージ)
  5. 元に戻す

まずは1セット10回の3セットくらいから始め、徐々に回数を増やしましょう。
ほかにも、首を上げたときに回転を加えるバリエーションもあります。

強度を上げたい場合は、顔におもりをのせて手で抑えながら取り組む方法もありますが、安全性には十分に配慮してください。

https://youtu.be/mCc6bSQmE48

ネックエクステンション

ネックフレクションが屈曲ならば、伸展の運動にあたるのが「ネックエクステンション」です。

  1. うつぶせになる
  2. ベンチがあれば頭を外に出す
  3. ベンチがなければ上半身を軽く起こす
  4. 首を上方に持ち上げる(顎を突き出すイメージ)
  5. 元に戻す

こちらも1セット10回の3セットくらいから始め、徐々に回数を増やしましょう。
パートナーがいる場合は、以下の動画のように頭を抑えてもらう方法もあります。
こちらは普段鍛えている方ということもありハードに押さえていますが、皆さんが取り組む場合にはもう少し優しくやるようにしましょう。

https://youtu.be/QA51zT9IWY4

首は頭を支える大切な部分。
それだけに、首のこりはただの痛みだけではなく、さまざまな症状を引き起こすことにつながります。
正しい姿勢を取ることで負荷を分散させるのはもちろんのこと、今回紹介した筋トレで首の筋肉を強化し、こりにくい首をつくっていくことも大切ですね。

  

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