最もメジャーなのがカーボンフレームです。金属と比べ軽くて強い、形成しやすいなどの利点から予算に問題なければフルカーボンを取り入れたいところです。
ロードバイクのエントリーモデルの素材で多いのがアルミフレームです。安価なモデルであればアルミフレームが使われているといってもいいでしょう。コストパフォーマンスに優れます。
ジオメトリー
ジオメトリーとはフレームの各部寸法構成を指します。それぞれの数値が大きいか小さいかで乗り心地が良くなる、安定性が良くなるなどの特徴があります。
無視できない数値ですが、この数値で性能が決まるというわけではないのであくまで最後の最後に迷った際の目安程度に考えておくといいでしょう。
DHバー
空気抵抗をなるべく少なくするために前傾姿勢を作るためのパーツです。作るメーカーによって形状が異なりますが基本部分は変わりません。
基本的な体型であればメーカーが指定するサイズで調整は可能です。
ホイールサイズ
26インチと27インチがありますが、実用面や入手しやすさで考えると27インチ一択になります。26インチをラインナップしているメーカーも少ないので27インチを選べばまず間違いないです。
小柄な人(身長が160cm以下の人)は27インチでは乗り心地などが変わってくる場合があるので専門ショップの人と相談したほうがいいかもしれません。
トライアスロン用バイクの予算はどれくらい?
バイクは定期的なメンテナンスが必要であり、買えばそれで終わりではありません。安価なモデルでは耐久性などが高価なモデルと比べ劣るため結局は修理費用などで高くついてしまう可能性もあります。
また価格が上の方が走る際のスピードにも影響するので予算は十分に持っておくようにします。
ロードバイクであれば20万円前後
価格の差はバイクの差といってもいいくらい値段と性能は比例します。使われている素材によっても違いはありますが予算が許されるのであれば20万円以上のモデルを買った方がいいくらいです。
とはいってもいきなりハイスペックなモデルは買いづらいとも思います。トライアスロン用と考えた場合、ある程度の性能と耐久性は必要になってくるので20万円前後のモデルが買って後悔しないラインになります。
TTバイクであれば40万円前後
TTバイクでは100万円以上するモデルも普通にあり上を見ればきりがありません。しかし近年ではトライアスロン人気や競技の普及もあり以前と比べると値段がだいぶ下がってきています。
しかし素材や装備を考えるとやはり40万円前後からが買って後悔しないラインになってきます。
まとめ
トライアスロン用バイクでは安すぎるモデルはおすすめしません。バイクの性能だけでなく競技の結果に関わってくるからです。
安易に価格だけを考えたバイク選びをせずにできるだけサイズ、性能を重視した上で価格を考慮すればきっといいバイク選びができると思います。