次にその両手を前方について、体全体をテーブルのような形にします。後ろに置いている足の甲は、床のほうにつけておきましょう。
膝は腰のちょうど真下あたり、手首はちょうど肩の真下あたりにおき、手のひらは大きく開きます。このときに、肘周辺に力を入れ過ぎないように注意しておきましょう。
そして息を吸いながら左脚をまっすぐ後ろのほうへ伸ばし、脚全体が床と平行になるように脚を引き上げます。次に右腕を前の方へゆっくり伸ばしてバランスをとり、手先から足先までしっかりと体勢をキープしましょう。
レッスンを受ける場合のスタジオの選び方
大手のヨガスタジオはほとんどの場合、立地条件の良い所にあります。そのため通いやすく、時間の計画もたてやすいという点では有利です。
一方、クラス内容が同じようなものになってしまったり、大人数のため指導も行き届かない可能性があり、細かい指導は望めないかもしれません。
それに比べて小規模ヨガスタジオは、立地条件の面で不利な点が多い印象があります。ただ、小規模ヨガスタジオを運営しているヨガインストラクターは、経験豊富な方が多い傾向にあります。
また小規模の場合はインストラクターと接する距離が近いということもあり、指導も細かく丁寧だという点がメリットとして挙げられるでしょう。
自宅でヨガを行なう上で注意すべきポイント
自宅でヨガを行なう場合、特に気をつけておきたいのがポーズの難しさです。ヨガポーズを行なうには、どれだけの筋力が必要となるのか、柔軟性はどの程度必要なのか、といった点で注意が要ります。
さらにヨガポーズの種類によっては、見た目が簡単そうに見えて、運動をほとんど経験したことがない方やヨガの初心者には、実はかなり厳しいといったものがあります。
また、関節や筋肉などの形状から考えて、初心者は決して無理をすべきではないポーズもあります。自分が行なえるレベルよりも難易度の高いポーズに、単独で挑戦することは避けるべきでしょう。