ピラティスのプログラムでは、正しい呼吸方法により、呼吸を止めないよう注意しながらエクササイズを進めていきます。正しい呼吸でエクササイズを行なえば心肺機能を強くすることができ、心臓や血管の機能も高め、スタミナが高い体をつくることができます。
さらに新鮮な酸素は、筋肉の働きをはじめ内臓や神経・脳など体全体を活性化させることができます。よって呼吸は、全身細胞の活性・内臓の機能改善・自律神経の安定化、さらには柔軟でしなやかな体づくりのために欠かせない根本的要素だといえます。
体の各機能向上を意識して行なう
体の悩み・不快な部分を改善していくには、体について意識すべきポイントを養うこと、要するに体の各部分についての知識を深めることで、それら機能の本当の働きを理解しなければいけません。
ピラティスのエクササイズを進めていくうちに、体の部位一つの動きが次の部位の動きにつながっていくことが理解できると、全身のつながりや機能の相互作用などがわかるようになります。
ピラティスを行なうことで、自分の骨格的な寸法だけを知るだけでなく全身の筋肉のつながりや内臓同士の作用などを考え把握することで、体の構造・力の作用・身体的な潜在能力の大きさを学ぶことができます。
海外のセレブやスター、トップアスリートも実践
たくさんの世界的スターがピラティスを実践中!
10年ほど前、マドンナやジュリアロバーツ・キャメロンディアスなど多くのハリウッドスター達が実践することでピラティスは注目を集めるようになります。
現在ではますます浸透し、ハリウッドのセレブ達にもさらに実践者が増えているエクササイズの一つだといっても過言ではありません。男性セレブの間でも、ヒューグラントやトムクルーズなどのスーパースターがピラティスを行なっています。
プロゴルファーやプロ野球選手もトレーニングに取り入れている
ピラティスの先進国アメリカでは、多数のトップアスリートが基礎筋力・体力向上トレーニングとしてピラティスを実践しています。
有名な選手としては、プロゴルファーのタイガーウッズやアニカソレンタムなどがピラティスを行なっています。日本でも最近、上田桃子選手などが実践しています。
野球界でも、WBCの日本代表選手やプロ野球トップクラスの選手が行なっており、さらにはフィギュアスケートの女子オリンピック金メダリスト、キムヨナ選手も身体能力向上のためのトレーニングに取り入れています。