手軽なところでは懸垂(チンニング)でも鍛えることができますが、懸垂は案外きついですよね。
ウェイトの調整ができるラットマシンであれば、効率よく広背筋を鍛えることができます。
ラットマシンを使ったトレーニング
ここからは、ラットマシンを使用するトレーニングを紹介します。
ラットプルダウン
- シートに座り、備え付けのパッドで太ももを抑える
- バーをつかむ
- 背中を若干そらしながら、バーを引っ張る(息を吐く)
- 胸元辺りで一旦静止し、ゆっくり戻す(息を吸う)
ラットマシンを使う基本的なトレーニングが、ラットプルダウンです。
広背筋は意識するのが難しい筋肉ではありますが、背中をそらすようなイメージで引っ張ることで、しっかり鍛えることができます。
ケーブルカール
一般的には「ケーブルマシン」という別のトレーニング器具を使うトレーニングではありますが、滑車を下に取り付けることができるタイプのラットマシンでは、そういったトレーニングにも取り組むことができます。
- ケーブルをマシン下部に設置する
- 持ち手はバーにする
- マシンと正対し、両手でバー部分を逆手で持つ
- 肩幅程度に足を開く
- 肘を固定しケーブルを肩付近まで持ち上げる
- ゆっくり戻す
ケーブルカールでは、上腕二頭筋を中心に鍛えることができます。
以下の動画はケーブルマシンを利用しているため立っていますが、ラットマシンでは座った状態になります。
この姿勢の方が、上腕二頭筋に対する効果は増します。
ラットマシンの選び方
ここからは、ラットマシンをどのような観点から選べばいいのか紹介します。
耐荷重・耐久性
どれくらいの重さまでに耐えることができるかを示す「耐荷重」は大切です。
もちろん、大きければ大きいほど優れたマシンと言えるでしょう。
ウェイトが付属しているマシンの場合、耐荷重の明記がなくてもウェイト重量の範囲内であれば基本的には問題なく設計されています。
そして、当然ですがマシン自体の耐久性も大切です。
あまりに評判が悪かったり、作りが安っぽかったりするものは避けるようにしましょう。
ウェイトの有無
低価格帯のラットマシンのセットには、ウェイトが付属していないこともあります。
結局別に購入することになりますから、あらかじめ確認しておいた方がよいでしょう。
おすすめラットマシンランキング
3位:マーシャルワールド プロラットマシンDX(ラットプルダウン) DF17
ウェイト別売りのラットマシンです。
プレート穴は28mm対応のタイプです。
基本的なトレーニングであれば問題なくこなすことができます。
2位:ROTEC (アイロテック) NEWマルチホームジムDX
ウェイト付属で、最大約68KG対応とのこと。
KGは呼称のため若干の誤差があるとの説明書きがあります。
一般的なトレーニングのほか、下からケーブルを引っ張るトレーニングにも対応しています。
1位:ファイティングロード (FIGHTINGROAD) ホームジムEX70
ウェイト付属で、5kgから70kgまで5kgごとに調整可能です。
一般的なトレーニングのほか、下からケーブルを引っ張るトレーニングにも対応しています。
2位商品と明確な違いはありませんが、価格が安いこちらを1位としました。
ある程度のスペースが必要にはなるものの、より本格的なトレーニングに取り組めるラットマシンは、筋トレ中級者以上なら一度検討してみても良さそうです。