セパレート
フルスーツに似ているものの、上下が完全にセパレート(分かれる)なのが”セパレート”タイプのウェットスーツです。フルスーツと同様に”保温力”と”浮力”に優れる上に、セパレートタイプなので脱ぎ着も楽なのが特徴と言えます。
また、上着部分をタンクトップタイプに取り替えるだけでロングジョンとしても使えるので汎用性もあります。ただ、他のトライアスロン用のウェットスーツに比べて価格が高いことと、上下のつなぎ目から水が入りやすいことが難点です。
ウェットスーツの選び方と価格
各ウェットスーツの特徴についてはご理解いただけたと思います。そこで、次はトライアスロンの中でも初心者とベテランに分けたウェットスーツの選び方と価格帯についてご紹介しましょう。初めから高いものを買う必要はありません。
初めてなら”ロングジョン”
トライアスロン用のウェットスーツには”既製品”と”オーダーメイド”の2種類があります。一般的な価格として、既製品で30,000円前後、オーダーメイド品で50,000円前後です。初心者であれば”既製品”からが良いでしょう。
また、既製品の中でも脱ぎやすさと機能性に優れた”ロングジョン”タイプがおすすめです。ロングジョンタイプで1シーズンを過ごし、トライアスロン用のウェットスーツに慣れてきた頃により自分にあったものを選ぶという流れです。
ベテランなら”オーダーメイド”
トライアスロン用のウェットスーツが2本目なら”オーダーメイド”をおすすめします。トライアスロン用のウェットスーツには泳ぎやすさの観点から”密着感”が重視されます。正直、既製品では自分にぴったりなサイズはなかなかありません。
オーダーメイドであれば自分のサイズにぴったりに採寸できる上に、部分的に生地の厚みを変更したりなど細かな要望も可能です。また、メーカーによっては無料で採寸調整を請け負っているところもあり、長く使うならお得です。
トライアスロンはウェットスーツ着用で!
今回は、トライアスロン用のウェットスーツの選び方・価格・サイズなどについてまとめてみました。トライアスロン用のウェットスーツと一括りにしても、ロングジョンからセパレートまで4種類のタイプがあります。
また、”既製品”と”オーダメイド”の2種類も。初心者であれば既製品のロングジョンタイプから始めるのが良いでしょう。慣れてきてからオーダメイドで自分に合わせたウェットスーツを作るのがおすすめです。
ぜひ、紹介した内容を参考にトライアスロン用のウェットスーツを選び、安全に好タイムを目指して下さい。