ヨガボールを使用したエクササイズの効果とは?
筋肉は大きく2つの種類に分けることができます。体の外側に位置するアウターマッスルと、体の内側にあるインナーマッスルです。
アウターマッスルは、大胸筋や大腿四頭筋のような大きな筋肉のことをいいます。インナーマッスルは外側から目視することができない小さな筋肉ですが、関節を正しく保持して動かすためには欠かすことができない筋肉です。
一般的に認識されている筋トレは、主にアウターマッスルを鍛える種目をさすことが多いです。ただし、体の内側を支えているインナーマッスルも鍛えないと、体の中心部にある体幹の筋肉が弱くなってしまい、体を正常な状態に保つことができません。
ヨガボールを使用して運動を行なえば、インナーマッスルを強化することができ、体のゆがみやコリを解消することができます。不安定なヨガボールで姿勢をキープするには、細かくバランスを取らなければならないからです。
ヨガボールのサイズ種類と選び方
ヨガボールの大きさは、直径20cmくらいのものから120cmくらいの大きさのものまであります。バランスエクササイズや体幹トレーニングなどで一般的によく使用されているヨガボールの大きさは、45cm・55cm、65cm・75cm程度のものです。
これらの大きさを参考にするのであれば、身長が150cmより低い場合は45cmのヨガボール・
150cmから165cmくらいの身長であれば55cmのヨガボール・165cmから185cmくらいの身長ならば65cm以上のボールサイズを選択することをおすすめいたします。
ヨガボールを選ぶ際にもう1つお考えいただきたいのが、ボールの弾力性です。軟らかい素材でふわふわとソフトな種類、比較的に硬い素材で弾力性のある種類、スポーツのトレーニング専用に作られた種類に分かれています。
また、座りやすい形に作られた脚付きのものや、さまざまな姿勢づくりを可能にするひょうたん型の形もあります。