ランニングやジョギングなどで1つの基準となるのが”タイム”です。「明日は何秒縮めたい!」と目標を持って走ることで、トレーニングの効果を高めることができます。皆様の中にも”ストップウォッチ”を活用している方も多いのでは?
もし「まだ持っていない」という方は1つ用意しておくことをおすすめします。ただ、実際にストップウォッチを選ぶとなると種類や機能が多くて「どれを選べば?」と迷うものです。ストップウォッチはどれでも良いということではありません。
大切なのは”目的に合わせて選ぶ”ということです。では、今回はストップウォッチの選び方についてご紹介しましょう。その上で、おすすめのストップウォッチを3つほどまとめました。ぜひ、ストップウォッチ選びの参考にしてみて下さい。
ストップウォッチは目的に合わせて選ぶ
ストップウォッチと一括りにしていますが、シンプルにタイムを計るだけのものから様々な機能のついたものまであります。もちろん、シンプルなものでも十分ではありますが、せっかく用意するなら目的に合ったものを選びましょう。
ラップタイム計測
ランニングやジョギングなどで気になるのは”一周あたりのペース”かと思います。であれば、ストップウォッチには”ラップタイム計測”の機能のついたものがおすすめです。ラップタイム計測とは周回ごとの時間を計測できる機能です。
例えば、1kmのコースを5周走るとして、1周目が5分なのに対して5周目が6分だとします。まだ余裕があることが分かるので、ペースを上げることを考えられます。反対に時間が掛かるならペースを落とすのも1つの手です。
積算計測
トライアスロンやスパルタンレースのように、競技の途中で空白(休憩)があると通常のストップウォッチでは正確なタイムを計れません。そんな時は、地点間のタイムを積算してくれる”積算計測”の機能のついたものがあります。
例えば、地点Aから地点Bを①として、地点Bから地点Cを②とします。積算計測のできるストップウォッチであれば”①+②”として計測できる訳です。空白を含めないより正確なタイムを求めたいのであればおすすめです。
カウントダウン計測
ランニングやトライアスロンなどに関わらず、各競技の練習では「何分でやりきる」「何分までにここまで進む」などと目標を決めた方が効率が上がります。そこでおすすめなのが”カウントダウン計測”の機能のついたストップウォッチです。
従来のストップウォッチとは異なり、カウントダウン計測では設定した時間から0秒になるまでを計測します。ランニングのような有酸素運動でも良いですが、腹筋や背筋のような無酸素運動にも活用できる機能と言えます。