サッカーや野球などのスポーツはもちろん、日常生活の何気ない動作でも捻挫することはあります。「たかが捻挫…」と甘く見ていると、思っている以上に重症で長引くことも。足回りのトラブルは適切な対処が求められます。
そんな足回りのトラブルに欠かせないのが「足首サポーター」です。足首サポーターを活用することで足首をしっかり固定し、捻挫などを速く回復させられます。ただ、いざ選ぶとなると種類の多さに「どれを選べば…」と迷うもの。
そこで、今回は数ある足首サポーターの中からおすすめ10選をランキング形式でご紹介しましょう。また、各足首サポーターごとにおすすめな使い方(スポーツ)についてもまとめていますので、ぜひ合わせてチェックしてみて下さい。
足首サポーターの目的による選び方
足首サポーターを着ける目的は人によって異なります。それに伴って選び方も変わってきます。目的ごとの選ぶポイントをチェックしましょう。
怪我をしたあとの固定・圧迫に
捻挫などの怪我をしたあとは冷却・固定・圧迫・安静が大切です。特に固定と圧迫をするためにサポーターを使用するという人は多いです。固定と圧迫が目的の場合、ベルト付きのサポーターやストラップを巻き付けて使用するタイプが良いでしょう。
また、プレートなどが入っているものはより固定する性能が高いです。
足首の動きをサポートする
足首の動きをサポートしたい場合、伸縮性のあるタイプがおすすめです。テーピングのようにベルト状に編まれた伸縮性の高い繊維を使って足首の動きを支えます。また左右に力が加わった時に足首の横ブレを防げるようになっているサポーターもあります。
ケガ予防につけることは出来る?
足首のサポーターを日頃からケガ予防に着けるという事も可能です。本来であれば両足とも着けた方がバランスは良いのですが、怪我を予防したい方の足だけ着けるということでも大丈夫です。
足首サポーターの種類と選び方をチェック!
足首サポーターには種類が多いため、どのようなものを選べばよいのか悩むことが多いです。自分の足の状態や目的に合わせてサポーターの種類を決めましょう。
通常の足首サポーター
通常の足首サポーターは靴下のように履いて使います。足の甲まで覆うことが出来、かかとの部分が空いています。通気性の良いもの、保温効果のあるもの、遠赤外線による温熱効果のあるものなどがあります。
また特に伸縮性の高いものは足首の関節の動きをサポートしてくれるため便利です。
サポーター+バンドで安定性アップ
通常のサポーターに加えて足首に巻きつけるバンドが付属しているタイプもあります。よりサポート力と安定性が高いのが特徴で、出来るだけ固定したいという場合にも使います。
バンドを巻きつけるタイプの足首サポーター
太めの包帯のような形状で足首にバンドを巻きつけるストラップタイプのサポーターや、巻くと普通のサポーターの様な形状になるラップタイプのサポーターもあります。
ストラップタイプのものは巻きつける強さによって圧迫・固定のレベルを変えることが出来るため便利です。ラップタイプは着脱しやすく、サポーターのみのものよりも着けたときの安定感が高いです。
アキレス腱を支える足首サポーター
サポーターの中には、足首ではなくアキレス腱の保護・サポートをする足首サポーターもあります。
足首サポーターの選び方のポイントチェック!
足首サポーターを選ぶときに知っておきたいポイントをチェックしておきましょう。
医療用かスポーツ用か
足首サポーターには医療用とスポーツ用があります。医療用は日常生活での動きをサポートするものや、固定・圧迫を主な目的とするものがあります。医療用のサポーターをしても運動することは可能ですが、激しい運動時の関節の保護は想定されていません。
運動中に足首を保護・サポートしたいという場合にはスポーツ用を選ぶと良いでしょう。スポーツでの怪我の治療で日常生活でもスポーツ用のサポーターを使用するというのは問題ありません。
治療中の固定用か治療後のリハビリ用か
足首の怪我の治療中に出来るだけ動かないように固定したいという場合には、内部にプレートやスタビライザーの入ったものを購入しましょう。固定が主眼なので足首の動き自体は制限されますが、足への負担は軽くなります。
治療後のリハビリ用の場合、運動をするのであればある程度固定力のあるもので足首のサポートをすると良いでしょう。この場合、厚めのパッドの上にストラップを巻くタイプのものがおすすめです。パッドの厚みと固さによって固定力が異なります。
治療後のリハビリや怪我の再発防止の場合は靴下のように履くタイプかラップタイプで問題ありません。
靴下の中に履くか上から履くか
足首サポーターは靴下の中に履くタイプと、靴下の上に装着するタイプがあります。どちらでも好きなものを選んで大丈夫ですが、購入時に確認しておくと安心です。
厚みのあるサポーターを買う場合、靴紐を緩めてサポーターを着けても足が入る様に調整できるかどうか確認しておきましょう。
通気性をチェックしよう
足首サポーターが頑丈であればあるほど通気性は悪くなりますが、中には通気性の良いメッシュ素材などを使用したものもあります。通気性のよい素材は薄手のものが多いため、通気性を取るか固定力を取るかという選択になります。
価格
サポーターは1,000円未満で購入できるものから、7〜8,000円程度するものまで様々です。ある程度の予算を決めておき、その中で購入するというのがおすすめです。
ただしとにかく機能性を求めたいという人はやや高めになってしまうのを覚悟で買いましょう。
足首サポーターのおすすめランキングTOP10を紹介!
足首サポーターと一括りにしていますが、メーカーや種類によって特徴があります。足首の状況やスポーツの種類などで必要となる足首サポーターも様々です。では、足首サポーターのおすすめランキングを見ていきましょう。
10位:絶対安静なら「バウアーファインド マレオ TRAIN」
10位は”バウアーファインド マレオ TRAIN”です。足首を両側に付いているパッドがしっかりサポートしてくれます。激しい運動には不向きですが、絶対安静にしたいならおすすめです。また、”ニット編み”が採用されているので、蒸れやすい足首サポーターでも清潔に使えます。