筋肉好きの皆様、「ベストボディジャパン」と呼ばれる大会をご存知でしょうか?正直、「聞いたことはあるけど、詳しくは知らない…」という方がほとんどなのでは?反対に、「私は出場したことあるよ」という方もいるかもしれません。
実は、ベストボディジャパンの敷居は意外と低く、にも関わらず世間にあまり知られていないのが現状です。では、話題のベストボディジャパンとはどのような大会なのでしょうか?また、どのような方々が出場しているのでしょうか?
今回は、筋肉好きなら1度は出場してみたい「ベストボディジャパン」について詳しく調査したいと思います。その上で、ベストボディジャパンの審査基準や過去の優勝者・受賞者たちについてご紹介します。ぜひチェックしてみて下さい。
ベストボディジャパンってどんな大会?
冒頭で紹介した「ベストボディジャパン」とはどのような大会なのでしょうか?ベスト(最も)なボディ(肉体)なのですから、単純に肉体美を競い合う大会というのはイメージがつきます。では、詳しい大会内容を見ていきましょう。
肉体美を競い合う大会
ベストボディジャパンとは、その名の通り「ベストボディ(肉体美)」を競い合う大会です。2012年11月に初開催と歴史の浅い大会ではあるものの、2017年現在は1年を通して全国10箇所以上で開催されるほどの規模です。
「ボディビル大会と何が違うの?」と思うのでは?ベストボディジャパンで競い合われるのは”日本人に向けた健康的でかっこいい肉体”です。つまり、ゴリマッチョ(ムキムキ)ではなく「細マッチョ(引き締まった)」が競われるのです。
参加資格はあるの?
ベストボディジャパンには基本的に参加資格はありません。「自分の肉体に自信がある!」という方であれば誰でも応募できます。まずは書類選考から始まり、予選大会で各クラスごとに5人が選考され本戦大会に出場します。
ミスターベストボディジャパンのクラスを以下にまとめました。
- フレッシャーズクラス…18〜29歳
- ミドルクラス…30〜39歳
- マスターズクラス…40〜49歳
- ゴールドクラス…50歳以上
ミスベストボディジャパンのクラスを以下にまとめました。
- ガールズクラス…18〜29歳
- レディースクラス…30〜39歳
- ウーマンズクラス…40〜49歳
- クイーンズクラス…50歳以上
ベストボディジャパンには高校生以下は出場できません。
主な大会内容
以下に、予選会の様子(動画)を入れています。
予選ではまず10組前後で規定のポーズを行い審査されます。その後、以下のフリー演技に移ります。
- ウォーキング(中央に向けて)
- フリーポーズ(2回)
- ウォーキング(初期位置まで)
決勝でも予選と同様に規定のポーズで審査されます。その後、以下のフリーの演技に移ります。
- ウォーキング(中央に向けて)
- フリーポーズ(2回)
- ウォーキング(左端に向けて)
- フリーポーズ(2回)
- ウォーキング(右端に向けて)
- フリーポーズ(2回)
- ウォーキング(初期位置まで)
ボディビル大会と大きく異なるのは「ウォーキング」があるということ。肉体だけでなく洗練された動きも求められます。
ベストボディジャパンの審査基準
実は、ベストボディジャパンには基本となる「ベストボディジャパン」の他に「ベストフィジークジャパン」や「ベストモデルジャパン」などの別部門が。ただ、ここではベストボディジャパンの「審査基準」を例に見ていきたいと思います。
ベストボディジャパンの審査基準を以下にまとめました。
- 健康美…健康的な体つきかどうか
- バランス…引き締まった肉体にバランスがあるか
- ポージング…肉体のかっこよさを表現できているか
- ウォーキング…スムーズな動きで正しい姿勢を維持できているか
- 知性…ステージ上にありながらも知性と品格のある態度であるか
上記から分かる通り、ベストボディジャパンで求められるのは肉体美に加えて「知性と品性」です。ただ筋肉を肥大させれば良いのではなく、日本人としての奥ゆかしさも兼ね備えて初めて「ベストボディ」として優勝を飾れます。
ベストボディジャパンの規定ポーズ
先述した通り、ベストボディジャパンには予選と本戦で「規定ポーズ」をする審査があります。いわゆるボディビル大会にあるようなポーズです。では、ベストボディジャパンで採用されている規定ポーズを部門に分けてご紹介しましょう。
ミスター・ミス部門
ミスター・ミス部門の規定ポーズを以下にまとめました。