年齢とともにどうしても傷みやすくなるのが「膝」です。ただ、だからと運動をおろそかにしていては健康的な毎日は送れません。膝の痛みと上手に付き合いながら、登山やランニングなど年齢に負けない運動も取り入れたいところ。
そこでおすすめしたいのが「膝サポーター」です。膝サポーターであれば膝をしっかり固定し、痛みの原因である関節と神経の接触を極力抑えてくれます。登山やランニング(スポーツ)などある程度は問題なく行えるでしょう。
今回は、膝サポーターのおすすめランキングTOP10を作成してみました。また、登山やスポーツなど用途に合わせた膝サポーターの選び方についてもまとめています。ぜひ、膝に不安を抱えている方はチェックしてみて下さい。
膝サポーターの選び方【登山編】
年齢を重ねるごとになぜか挑戦したくなるのが「登山」ではないでしょうか?ただ、登山は膝に大きな負担のかかる運動です。では、膝サポーターの選び方として「登山編」からご紹介します。
しっかり固定してくれるもの
登山では登り・下りと膝に全体重がかかるので相当な負担です。その上、他のスポーツとは異なり、登山は比較的に難易度が低いとされる富士登山(須走ルート)でさえ登りで6時間弱、下りで2時間半と時間がかかります。
また、山によっては道が険しく途中リタイアができないことも。その為、登山用として膝サポーターを選ぶなら「しっかり固定してくれるもの」かつ「ズレにくいもの」である必要があります。ちょっと硬めのタイプを選ぶのが良いでしょう。
速乾性のあるもの
先述した通り、登山は片道数時間かけて行います。真夏はもちろん、秋口でさえ山道を歩き続ければ相当な汗をかきます。冬山で最も注意するよう指導されるのは汗の気化熱による体温低下で、時には命に関わることも。
膝サポーターを選ぶなら「速乾性のあるもの」がポイントです。スネから太ももまで覆ってしまうタイプもありますが、汗が乾きにくいのでおすすめできません。あくまで膝回りだけをサポートし、できるだけ面積の少ないものが良いです。
保温性のあるもの
基本的には、登山用としては固定力と速乾性で選べば間違いありません。ただ、余裕があるなら「保温性のあるもの」にも注目してみましょう。というのも、山というのは真夏でさえ頂上付近は氷点下ということがよくあります。
体は関節部分ほど脂肪分が薄く、体温が逃げやすいとされます。つまり、膝部分(関節)もまた外気に晒していると体温低下の原因になる訳です。それほど注意する必要はないものの、少しでも体は温めるのが正解です。
膝サポーターの選び方【スポーツ編】
スポーツと一括りにしても、ランニングのような軽いものからサッカーのような激しいものまで様々あります。当然、スポーツによって適した膝サポーターは違うもの。では、スポーツに合わせた膝サポーターの選び方を見ていきましょう。
膝の状態を知る
スポーツによって膝への負担のかかり方は異なるはずです。当然、膝の傷み具合も異なるでしょう。例えば、お皿がグラグラする感じなのか、お皿の上下左右のどこかだけ痛いのか、膝の内側から痛みが出ているのかなどです。
まず、スポーツ向けに膝サポーターを探しているなら「膝の状態を知る」ことから始めて下さい。膝の状態を知らずにプレーを続けていると、思わぬ怪我や事故につながる危険があります。病院で診察を受けるのも1つの手です。
タイプごとの特徴から
膝サポーターと一括りにしていますが、主に3つのタイプがあります。
- くるっと巻くタイプ…固定力を微調整できるものの、履き心地が悪くなりやすい
- 履くタイプ…靴下のようにすっと履けて心地は良いものの、固定力は低めなものが多い
- 巻く&履くタイプ…がっちりと固定してくれるもので、膝を一切動かしたくないときに使われる
基本的にはくるっと巻くタイプか履くタイプのどちらかを選べば問題ありません。ちなみに、サッカーやバスケのように動き回るなら履くタイプ、野球のようにある程度止まってるのならくるっと巻くタイプがおすすめです。
膝サポーターのおすすめランキング10!
登山とスポーツでの膝サポーターの選び方についてはご理解いただけたと思います。では、選び方を踏まえた上で、膝サポーターのおすすめ10選をランキング形式でご紹介しましょう。
10位:のびのびゆったりフットケア ひざ フリーサイズ
10位は「のびのびゆったりフットケア ひざ フリーサイズ」です。膝サポーターの中でも薄く、下着を着ているような感覚で着心地を優先したものです。また、しっかりと伸び縮みするので適度なホールド感と、ズレにくさも兼ね備えています。「遠赤外線効果」で膝回りをじんわり温めてくれるのもポイントです。