野球はいうまでもなく道具を使うスポーツです。
バット、グローブ、スパイク、ボール等々、使う道具の性能によってパフォーマンスにも影響が出てくる場合もあるほどですので、道具選びには細心の注意を払いたいものです。
野球用品はどうしても高価で簡単に買い換えるのが難しく、長年使いつつづけるものだけに使い心地のいいグッズを選ぶのが重要になってきます。
野球用ベルトもその1つです。
野球用品の中では比較的安く入手できるグッズですが、結構こまめに買い換えが必要な打撃用グローブやストッキング、スライディングパンツなどとは違い、かなり長期的に使い続けるものです。
品定めはしっかりしておいた方がいいでしょう。
ということで、今回は人気の高い野球用ベルトについて調べてみました!
たかがベルト、されどベルト
一般生活をする上でベルトは生活必需品ではありませんが、野球の世界ではユニフォームの一部として必ずベルトを使用しなければなりません。
必要不可欠な野球選手としての身だしなみです。
本来ベルトを使用する目的はズボンがずり落ちないように締めておくものですが、その点では野球用ベルトも変わりません。
ただし野球の場合はズボンを締めておくだけでなく、選手のプレーの妨げになってはいけないものです。
スライディングなどの激しいプレーで大きな負荷がかったとしても簡単に壊れるようではいけませんし、ベルトを使用していることでプレー中に選手が違和感を抱くのも絶対にあってはならないことです。
それだけ身近に使用するものだけに、値段が安いからといって安易に選んではいけません。
バットやグローブ、スパイクを選ぶように、自分にフィットするものが一番です。
「たかがベルト、されどベルト」なのです。
1.野球用ベルトの種類
単純に野球用ベルトといっても様々な種類があります。
価格帯も1,000円を切るものから数万円の高価なものまで幅広く揃っています。
それらの違いは主に使用素材によって分かれてきます。
以下主な使用素材を紹介しておきます。
1-1革
やはり野球選手にとって最も憧れる素材が革でしょう。
グローブと同様に長期間使用できるほか、使い続けているうちに身体に馴染んでくるのが特長です。
もちろん革製ですから他の素材と比較すると価格は高めですが、長期間使い続けるのであればやはり革が一番お勧めだと思います。
1-2人工皮革
現在最も人気が高いのが人工皮革を使用したベルトでしょう。
見た目はほとんど革と変わりませんが、革製よりも比較的安く購入できます。
ですがくまで人工皮革ですから、使い込んでいく中で革のような使い心地を味わうのはちょっと難しいでしょう。
1-3布(化学繊維)
ベルトの主要部分に布もしくは化学繊維を使用しているものです。
革や人工皮革と比較しれ明らかに柔らかい素材ですので、使い始めから革や人工皮革以上のフィット感を味わうことができます。
野球用に開発された繊維ということもあり丈夫さも担保されているので、革や人工皮革と比較しても価格は同程度といえます。
1-4ゴム
繊維と同様に主要部分にゴムを使用しているものです。
繊維以上に伸縮性が高く多少のウェストの変化にも問題なく対応できすので、常に最高のフィット感を味わうことができます。
ゴム素材の質によって価格は様々で、メーカーによっては2万円近い商品もあるほどです。
2.野球用ベルトの選び方
2-1使用頻度を考慮する
まず新しい野球用ベルトを購入する前に、その使用頻度を考えるべきだと思います。
もしあなたが部活レベルでほぼ毎日のように使うのであれば、多少使い始めに違和感があったとしても耐久性の高い革や人工皮革製のベルトを選ぶべきでしょう。
その反対に草野球として週末に野球を楽しむレベルなら、最初から使い心地のいい繊維やゴム製の方がお勧めになります。
さらに所属するチームやリーグによっても多少の規制がある場合もあります。
そうしたものも事前確認した上で、自分に合ったベルトを探しましょう。
2-2メーカーへのこだわり
バットやグローブを購入するのと同じように、選手として個人的にこだわりのあるメーカーがある人も多いのではないでしょうか。
まずは手始めに好きなメーカーが販売しているグッズからチェックすることをお勧めします。
その中で自分が希望する価格帯、素材のベルトがなかったのなら、他のメーカーをチェックするようにすれば効率よく自分の好きなベルトを探すことができると思います。