バランスボールの基本的な使い方を知ろう!
バランスボールは家庭でも手軽に使えるフィットネス器具として有名ですが、その効果を十分に活かせていない人がいることも確かです。
そこで、今回はバランスボールの基本的な使い方を紹介し、そのあと人気のバランスボールを紹介していきます。
座る
バランスボールの基本的な使い方は「座る」ということです。
「座るだけ?」と拍子抜けしてしまった人もいるかもしれませんが、実は慣れるまでは難しい運動です。
ボールは転がってしまうため、前後・左右にぶれないようにまっすぐ座ってキープするのはなかなか難しいため、それだけでもかなりの筋肉を使います。
最初は座ることもできない、という人もいますので頑張って座ってみてください。
仕事中や家でのパソコン作業中に椅子の代わりにバランスボールを使うというのも良い方法です。
足を上げて座る
普通に座れるようになったという人は、次の段階に進みましょう。
座った状態で足を上げ、お尻と上半身だけでバランスを取れるようになれば、バランスボールの基本の使い方はマスターしたことになります。
転がす
仰向けに寝転んだ状態で、足の裏でバランスボールを転がすと下半身のエクササイズになります。
また、背中と壁でボールを挟んでスクワットを行ってボールを上下に転がすのも下半身のエクササイズになります。
体幹トレーニングに使える
バランスボールに座った状態で前後・左右にボールを転がしたり、回転させるように動かすとインナーマッスルを鍛えることが出来ます。
うつ伏せになってボールにのり、両手両足を浮かせたり、右手と左足(または逆)を上げたりすると腹筋・背筋やインナーマッスルの強化になります。
バランスボールに手をついて腕立て伏せを行うというのも効果倍増です。
バランスボールの効果を知ろう
バランスボールには様々な効果があります。
ただのボールと侮るなかれ!バランスボールの効果を知り、健康維持に役立てましょう。
バランス感覚を養う
「バランスボール」という名の通り、バランスボールに乗ることでバランス感覚を養います。
スポーツをするときにはもちろん、日常生活においてもバランス感覚をつけておくことは大切です。
体幹を鍛えインナーマッスル強化
バランスボールに乗ってバランスをとっているときは、普段使わないような筋肉を使います。
バランスボールに乗るだけで翌日筋肉痛になった、という人もいるくらいです。
地面につけている足の筋肉はもちろん、腰回りや背筋、腹筋なども使います。
体の内側の筋肉である「インナーマッスル」も使うことができ、体幹を鍛えることができます。
ダイエット効果を高める
バランスボールそのものにはダイエット効果はありません。
脂肪燃焼を促すには合計20分以上の有酸素運動が必要ですから、バランスボールでそこまでの運動量はないからです。
ですがバランスボールに乗ることでインナーマッスルや普段使わない筋肉をつけることで、基礎代謝量がアップします。
基礎代謝とは日常生活を送るだけで燃焼されるエネルギーのことで、筋肉量が多いほど基礎代謝量もアップします。
基礎代謝量が増えるということは、エネルギーが燃焼されやすい、つまり「痩せやすい体になる」ということになります。
ダイエット時にも脂肪が燃焼されやすく、ダイエット効果が高くなります。
姿勢が良くなる
バランスボールに乗っているときに姿勢が悪いと、上手くバランスを取ることが出来ません。
そのため、バランスボールに乗ることで姿勢が良くなります。
良い姿勢を保とうとする筋肉が鍛えられるため、乗っていないときでも良い姿勢を保つのにつながります。
血行改善&内臓の働きを促進
筋肉量が増えると血行が改善されます。
そのため、むくみの解消・冷え性の改善につながります。
血行が良くなり、姿勢も正しくなると内臓の働きも促進されます。
様々なエクササイズに使える!
バランスボールは乗り方にもさまざまな方法がありますし、バランスボールを使用したエクササイズはいろいろな方法があります。
特定の筋肉に焦点を当てたエクササイズも出来ますので、トレーニング器具としては非常に万能です。
体に合ったバランスボールの選び方
バランスボールには55cm・65cm・75cmのものがあります。
身長によって大きさを選ぶと良いでしょう。
一般的には以下のような基準で選びますが、使いやすさによって変えても良いでしょう。
- 55cm:身長160cm未満
- 65cm:身長160cmから175cm
- 75cm:身長170cm以上