ストレッチボールの特徴
ストレッチボールはストレッチやマッサージを行うために使うフィットネスアイテムです。
背中や足の裏、お尻などの筋肉をほぐすためにテニスボールやゴルフボールを使っている人もいますが、テニスボールは柔らかすぎ、ゴルフボールは固すぎると感じることも多いはず。
そんなときに使えるのがストレッチボールです。
小さいのでピンポイントで刺激できる
ストレッチボールは小さいため、凝っている場所やトリガーポイント(痛みの元)をピンポイントで刺激できます。
小さいので持ち運びやすい
ストレッチボールは1つのボールの直径が6〜10cm程度なので、持ち運びやすいのが特徴です。
部屋に置いておいても邪魔にならず、いつでもどこでも好きなタイミングでストレッチやマッサージが出来ます。
程よい柔らかさ
柔らかすぎず芯のある硬さなので、物足りないという感じはありません。
特にコリがひどい人は、ストレッチボールを使うと激痛を感じることがありますが、数日間続けて使用しているとどんどん柔らかくなり、コリが解消できます。
ストレッチボールの使い方
ストレッチボールの使い方は非常に簡単です。
地面に置いて使う
一番基本の使い方は「地面に置いて使う」というものです。
地面にストレッチボールを置き、その上に寝転がってコリや痛みを感じる位置にボールが来るように合わせ、そのまま自分の体重でマッサージを行います。
体を上下・左右に動かすことで少し広めの範囲をほぐすことも可能です。
ふくらはぎや太ももの場合は地面に座った状態で行いましょう。
腹部や胸部、太ももの前面のマッサージをするときにはうつ伏せの状態になります。
◎壁や椅子にはさんで使う
仕事場など外出先で使用するときには、寝転がって使うことは出来ません。
そういうときには壁や椅子を利用しましょう。
ストレッチボールを壁と体(椅子と体)ではさんで圧力をかけます。
あとは地面に置いて使う時と変わりません。
手に持ってマッサージする
手が届く場所であれば、手で転がしてマッサージすることもできます。
転がしている手のひらも刺激されるため、1度で2倍の効果が得られます。
ストレッチボールの効果
ストレッチボールを使うとマッサージやストレッチが出来ます。
具体的には、以下のような効果が得られます。
- 肉のコリをほぐす
- コリをほぐすことで血行を促進する
- コリをほぐしてリラックスできる
- 血行を促進してむくみや冷え性を解消する
- 関節の可動域を広げる
使い方によってダイエット効果も
ストレッチボールはダイエットをサポートする効果もあります。
筋肉をほぐすことで関節の可動域が広がったり筋肉がうごきやすくなったりするため、ダイエット時の運動の効果が高まります。
また血行が促進されるため基礎代謝がアップしやせやすい体になったり、ダイエットの大敵であるむくみや冷え性の改善にもつながります。
脂肪燃焼効果も
両側の肩甲骨の間には「褐色脂肪細胞」と呼ばれる細胞があります。
この細胞は脂肪の燃焼を促進する効果があると言われています。
まだ研究中なので絶対に効果があるというわけではありませんが、背中や肩甲骨周辺をほぐしておけば効果が出やすくなります。