今年度から少年野球に子どもが入団する皆さま。
大人になってから社会人野球に挑戦する皆さま。
「こんなに準備するものがあったのか…」と驚かれたのでは?
キャッチボールをする程度であればグローブとボールがあれば大丈夫です。
ただ、本格的にチームで練習するのなら、練習着は準備する必要があります。
実際に準備するとなると、「何から揃えればいいのか…」と迷うものです。
そこで、今回は野球を始める上で欠かせない、練習着の選び方をご紹介します。
人気13選をランキング形式にまとめましたので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。
野球の練習着として揃えておくべきもの
野球の練習着と一括りにしていますが、上下(ユニフォーム)だけではありません。
ソックスにアンダーシャツなど野球は練習着だけでも様々なものを揃える必要があります。
ユニフォーム
野球の練習着の基本は”ユニフォーム”です。
ユニフォームはシャツとパンツのセットのことを指しています。
本来、ユニフォームはチームとして識別するためのものです。
どこかに入団したのなら、チームに合わせたユニフォームを選びましょう。
ただ、社会人野球の練習着は自由に選べることもあります。
できれば入団する前に確認しておくと良いかもしれません。
ソックス
”ソックス”も野球の練習着としては欠かせません。
ソックスには伸縮性があり、激しい運動での筋肉をサポートする役割が。
ふくらはぎをすっぽりと覆うことで、クロスプレーでの怪我防止の役割もあります。
ちなみに、最近は”5本指”のソックスも登場しています。
足先の蒸れを軽減するだけでなく、はき心地も良いです。
野球は足元が重要なので、より使いやすい方を選ぶことをおすすめします。
アンダーシャツ
野球の練習着としては”アンダーシャツ”も必要でしょう。
アンダーシャツとは吸湿性と発汗性に優れた下着のことです。
野球の練習では尋常ではないほど汗をかきます。
汗をそのままにすると体が冷えてプレーに影響します。
市販のシャツでは吸湿性が低く、快適な練習は難しい訳です。
その為、アンダーシャツも忘れずに準備しておくのが良いと言えます。
ストッキング
野球の練習着としては”ストッキング”もあると良いです。
ストッキングとはソックスの上から着るものです。
ソックスと同様に、足回りをサポートする役割があります。
特に、クロスプレーでの怪我防止には効果的です。
ただ、練習中に必ず必要なものではありません。
チームの方針に従って、必要なら揃えるくらいで十分です。
スライディングパンツ
”スライディングパンツ”は野球の練習着としてぜひ揃えましょう。
その名の通り、スライディング時にお尻を守るためのパンツです。
お尻周りにクッション素材が使用されていて、お尻への衝撃を軽減してくれます。
野球では攻守ともに意外とスライディングする機会があります。
上手い選手であれば、綺麗にスライディングするので必要ありません。
ただ、初心者だとお尻周りを怪我してしまうことが良くあるのです。
快適に練習したいのであれば、スライディングパンツは重要です。
ベルト
野球の練習着として”ベルト”は準備しておきたいものです。
野球用のベルトは合成革の”黒”が一般的です。
最近は赤や青など他の色も提供されています。
また、腰回りをサポートしてくれるタイプのベルトもあります。
ただ、最初はオーソドックスな黒のベルトからで十分です。
キャップ
”キャップ”は野球の練習着としては必須のものです。
キャップにはグラウンドでの直射日光を避ける役割。
ボールやバットなどが当たった時に頭を守る役割があります。
練習用であれば白か黒のもので十分です。
チームに所属しているのなら、チームロゴが入ったものもあるでしょう。
ちなみに、頭は蒸れやすいので通気性の良いものがおすすめです。
グラウンドコート・上着
冬場の野球の練習着としては”グラウンドコート・上着”です。
グラウンドコートは薄着でありながら、風を防ぐ効果があります。
また、保温にも優れているので、冬場の練習を暖かくしてくれます。
あくまで冬場のものなので、季節によっては後回しでも大丈夫です。
野球の練習着はサイズ感がもっとも大切
野球の練習着を選ぶ上で、もっとも大切なのは”サイズ感”です。
サイズ感が合っていないと着心地が悪く、快適な練習はできません。
キャップ
キャップは”頭囲”を測りましょう。
キャップには主に”レール式”と”パッチン式”の2種類があります。
基本的に、どちらのタイプでも±2cmは調節が可能です。
ただ、ぶかぶかだと落ちやすいので少しきつめを選ぶのが良いです。
シャツ
シャツは”(普段着の)胸囲”を測るようにします。
ウェストの方が大きい場合は、ウェストを測りましょう。
メーカーによってサイズ感が異なるので要注意です。
メーカーごとの公式サイト上には対応するサイズ感が記載されています。
購入する前にチェックし、ぴったりか少し大きめを選ぶのがおすすめです。
パンツ
パンツは”ウェスト”と”股下”の2箇所を測る必要があります。
特に、股下は穿き心地の良さに直結しています。
きついのはもちろん、ぶかぶかでも気持ちよく練習はできません。
できれば、実際に穿いてみて決めるのが安心です。
野球の練習着はとくにパンツに注目!
先述した通り、野球の練習着としては”パンツ”に注目したいところです。
そこで、野球の練習着として”パンツ”の選び方について詳しくご紹介しましょう。
耐久性を重視するのなら”レギュラータイプ”
耐久性を重視して選ぶのなら”レギュラータイプ”がおすすめです。
レギュラータイプとは、少年野球から社会人野球まで幅広く選ばれているもの。
大きく3つの種類があります。
- 衝撃吸収パッド付き…ひざなどの関節部分に衝撃吸収パッドが付いている
- 両ひざキルト加工…ひざ部分の裏地がキルト加工され強度が増している
- 両ひざ2重構造…ひざ部分の裏地が2重構造で強度がましている
一般的には”両ひざ2重構造”のものを選んでおけば問題ありません。
スライディングを頻繁にするのなら、”衝撃吸収パッド付き”や”両ひざキルト加工”です。
動きやすさを重視するなら”ショートフィット”
動きやすさを重視するのなら”ショートフィット”をおすすめします。
レギュラータイプと比較して、丈が少しだけ短いタイプです。
また、できるだけ体にフィットするよう伸縮性もあります。
他のパンツに比べて動きが阻害されません。
メジャーの”イチロー選手”も愛用しているのもポイントです。
個性的を重視したいのなら”バギー”
個性的を重視したいのなら”バギー”でしょう。
太ももから足首にかけてまでワイドになっているタイプです。
一般的な練習着は足回りにフィットするように作られています。
つまり、バギーは野球の練習着としては異色な作りなのです。
ただし、公式試合での着用は禁止されているので要注意です。
野球の練習着の人気ブランド紹介
野球の練習着を選ぶ上で重要なのは、”上下を同じメーカーで揃える”ことです。
では、野球の練習着を提供している人気メーカー(ブランド)を見ていきましょう。
デサント
ウィンタースポーツに強いメーカーですが、野球の練習着も手がけています。
ウィンタースポーツに強いだけに、吸湿性と発汗性には定評があります。
世界で初めてメッシュ素材を野球の上着に使ったことでも有名です。
日本のプロ野球選手も使用しているので、安定の練習着と言えるでしょう。
アンダーアーマー
名前の通り、”アンダーウェア”であればまずチェックしたいメーカーです。
よりスポーツに特化した下着を追求していることもあり吸湿性と発汗性は抜群です。
その上、筋肉をサポートするタイプもあり、長時間の練習にも耐えられます。
アンダーウェア(シャツ)はアンダーアーマーを選べばまず間違いありません。
マジェスティック・アスレティック
野球の練習着として世界的にも有名なのが”マジェスティック・アスレティック”です。
というのも、メジャーの全30球団と独占契約を結んでいたこともあるのだとか。
通気性はもちろん、”体感温度”をほどよく調節してくれるのが特徴です。
日本ではまだ知名度が低めですが、今後は日本でも広まっていくことでしょう。
ミズノ
日本の誇る世界的メーカーで、野球の練習着も幅広く提供しています。
バットやグローブなども手がけているので、初心者が1式揃えるには最適です。
また、吸湿性と発熱性に優れた”プレサーモ技術”と呼ばれる独自技術もあります。
練習着としてはもちろん、普段着としても選びたくなる着心地です。
アシックス
野球というよりも、バスケットボールの練習着を中心に提供しているメーカーです。
もちろん野球用としても人気があり、特に伸縮性の高さに定評があります。
脇周りの可動域が高いウェアなので、投手や外野手には使いやすいでしょう。
日本人の足に合わせたシューズに力を入れているので、スパイクを選んでも良いかもしれません。