サイクリンググローブの機能と必要性をチェック
サイクリング時にグローブをつけないという人もいるかもしれませんが、グローブはつけるだけの価値と必要性があります。サイクリンググローブの機能をチェックしていきましょう。
汗をかいてもすべらない
サイクリンググローブのメリットの一つは、汗をかいたときでもすべりにくいということです。自転車は非常にエネルギーを消費しやすく、有酸素運動でもあるため非常に汗をかきます。
ハンドルを常に握っている手は特に汗で滑りやすくなりますが、グローブが汗を吸収し、すべり止め加工がされているため、汗ですべってハンドルから手が離れてしまうという危険性はありません。
汗による不快感の解消
汗をかいた手は濡れているときにはすべりやすく、かわいたあとはベタついて不快です。サイクリンググローブは汗を吸収する吸汗速乾性や湿気を放出する放湿性が高いものが多いため、汗をかいてもさらりとドライに保つことが出来ます。
衝撃を吸収してくれる
路面の細かい凹凸は気が付かないうちに疲労へと変わり、蓄積されてしまいます。また衝撃によって手のひらの神経がダメージを受けることもあります。サイクリンググローブには手のひらに衝撃吸収用のパッドが入っているため、衝撃を吸収して手を守ってくれます。
また、万が一転倒したときにも怪我を防ぐことができます。
汗を拭えるものもある
サイクリンググローブには親指から人差し指の部分にタオル生地が使われているものがあります。ここで汗を拭うことができるため、走行中に汗が目に入ることを防げます。
サイクリング用のグローブの種類をチェック
サイクリングのグローブにも種類がありますので、それぞれの特徴をチェックしておきましょう。
フルフィンガータイプ
通常の手袋のように指が完全に覆われているものが「フルフィンガータイプ」です。指先までしっかりガードしてくれるため秋冬用として作られているものが多いですが、真冬以外全ての季節に対応しているオールシーズンタイプもあります。
手袋をしたままスマホなどのタッチパネルの操作ができるものもあります。
ハーフフィンガータイプ
グローブの指部分を切ってあり、指だけが手袋から出ているタイプが「ハーフフィンガータイプ」です。フルフィンガータイプに比べて涼しいので、特に夏の暑い時期などには重宝します。
サイクリンググローブの選び方
サイクリンググローブを選ぶときには「指部分の長さ」「使用する季節」「機能性」「価格」「デザイン」をチェックしましょう。
指部分の長さ
自転車に乗っていると汗をかくため、ハーフフィンガーのグローブの方が涼しくて人気があります。ただし秋冬に使う場合にはフルフィンガータイプの方が寒さを防げます。
しっかりと覆っておきたいというこだわりを持つ人はフルフィンガーを、できるだけ軽量化したいという人はハーフフィンガーを選ぶとよいでしょう。
使用する季節
春・夏・秋まではハーフフィンガーのものでもオールシーズン用のフルフィンガーでも良いでしょう。ただし真冬の寒い時期に使うという場合には防風性・保温性が高いグローブを選びましょう。ムレないように、放湿性が高いものがおすすめです。
機能性
伸縮性、フィット感、手首部分のベルト、吸収速乾性、クッション性、軽さ、動かしやすさといった機能性もチェックするポイントです。通販サイトの商品ページにはどのような機能性があるのかがわかりやすく書いてあるので参考にしましょう。
実際に使用した人の口コミも参考になります。
価格
1,000円を切る価格のものから5,000円を超えるものまで、さまざまな価格のグローブが売られています。自分の中で予算を決めて選びましょう。安すぎるものは耐久性が心配ですが、趣味でサイクリングをする程度であれば、あまり高額なものを買う必要はありません。
デザイン
シンプルなデザインのものが多いですが、中には派手なデザインのものや発色の良いカラーリングのグローブもあります。自分の気に入ったデザインのものを見つければテンションもアップします。ウェアやバイクと色を合わせてコーディネートするのもおしゃれです。