目標は一日1万歩!万歩計で運動不足を解消しよう
デスクワークや交通機関の発達によって、現代人の歩く歩数や距離は減っていると言われています。自分がどれくらい歩いているのかをチェックし改善するために、万歩計が役立ちます。
1日の目標歩数はどれくらい?
1日の目標歩数は「1万歩」というのが一般的です。そのため、歩数計のことを「万歩計」と呼ぶようになっています。1日1万歩歩くと1日で300kcal、1週間で2,100kcalになります。
外国では1週間に2,000kcal歩くと健康によいという研究が発表されているため、1日1万歩が最適な歩数だといえます。
一般的な大人の歩数は
1日あたり1万歩に到達している人の割合は20〜30%しかおらず、日本人の一般的な男性は一日あたり7,200歩弱を歩いているということが厚生労働省の調べでわかっています。
毎日7,200歩未満の人は平均に至っていないことになるため、より多く歩くようにすると良いでしょう。バスや電車に乗るところを歩きに変えたり、いつもよりちょっと遠目のお店で買い物をしたりすると歩数も距離も稼げます。
万歩計にも種類や機能がある
万歩計は昔ながらの腰に装着して使うタイプ以外にも種類や機能が備わっているものがたくさんあります。今販売されている万歩計について知っておきましょう。
懐かしい持ち運び用タイプ
腰に装着して使うタイプは今でも売られています。このタイプは歩くときの振動によって歩数がカウントされる「振り子型」と呼ばれるもので、カバンの中に入れると十分に振動が加わらないため正確に測ることが出来ません。
最近では3D加速度センサーが付いている持ち運びタイプもあるので、ポケットやバッグの中に入れておいても正確に歩数を計ることが出来ます。
ブレスレット型のウェアラブルタイプも増えている
最近では前述の3D加速度センサーの万歩計が一般的になっているため、腕時計のように装着するブレスレット型のウェアラブルタイプの万歩計が増えています。
時計として使えるのはもちろん、カレンダーやストップウォッチ、タイマーなどデジタル腕時計としての機能を備えているため、非常に便利です。
スマホ連動型やゲーム内蔵型もチェック
アンドロイドスマホやiPhoneにデータを送れるBluetooth対応の万歩計が増えています。スマホでログを取れるというのは非常に便利ですし、多くのスマホにはGPSがついていますので、自分がどこを歩いたかという記録も取ることが出来ます。
また、歩くほどにキャラクターが成長するようなゲームが内蔵されているものも人気があります。
計れるのは歩数だけじゃない!
「万歩計」と言っても、計れるのは歩数だけではありません。距離、運動時間数、消費カロリー量、脂肪燃焼量、特定の期間の歩数の達成度など、さまざまな機能が付いている機種があります。
自分にとって必要なデータがどれなのか、スマホに度のデータが送られるのかなどを確認してから購入すると役に立ちます。
万歩計の選び方のポイントはこれだ
万歩計を選ぶ際には「価格」「形状」「機能」をチェックするのがおすすめです。
価格
万歩計は100均ショップでも購入することが出来ますし、高いものでは高級時計に歩数機能がついて数十万円するものまで価格の幅が広い商品です。通常は2,000〜3,000円程度のものが多く、高くても8,000円程度です。
振り子型は1,000円以内でも購入できますし、加速度センサータイプでも3,000円以内から5,000円前後という商品が多いです。
形状
腰につけて使うクリップ付きのタイプ、カバンやポケットに入れて使えるタイプ、腕時計のように使うブレスレットタイプと形状も様々です。カバンなどに入れられるタイプは細長いコンパクトなものと大きめの形状のものがあります。
ブレスレットタイプでも文字盤の見やすさや形状などに違いがありますので、さまざまなタイプを見比べて見ると良いでしょう。
機能
自分に必要な機能も考えてみましょう。歩数だけのもの、時計・カレンダー・タイマーなどの機能がついているもの、消費カロリーや距離、時間などが計測できるもの、スマホにデータを送れるものなど、どのようにデータを管理するかによって必要な機能が異なります。