距離計でどんな距離を計るのか
距離計とは、ゴルフコースでピンやグリーンエッジ、バンカーなどの目標となるポイントまでの距離を計るためのものです。
目測では距離を見誤ることが多い
相当のキャリアを積んでいる場合はともかく、週末だけゴルフを楽しむというアマチュアゴルファーの場合、距離を見誤ることが非常に多いです。そのため、ショートしてしまったり長過ぎたりということが起こります。
初心者は距離感がわからない
ゴルフ初心者は、見ただけでは目標までの距離がわかりません。ストレートホールでフェアウェイが広いという場合ならば、ティーショットは闇雲に打っても方向さえ合えば問題ないでしょう。
ですが、アプローチはそう言う訳にはいきません。そんなときに距離計があれば、ピンまでの距離を正確に計ることが出来ます。
ゴルフコースは起伏が激しい
ゴルフコースは起伏があるため、水平距離と実測距離ではかなり違いがあります。打ち上げる場合は水平距離よりもかなり長い距離を打たなければいけませんし、打ち下ろしはオーバーしすぎてしまうことがあります。
距離がわかればクラブのチョイスも正確にできる
距離計は水平距離だけでなく勾配まで計算に入れた距離を計ることが出来ます。そのため、距離ごとに最適なクラブを選ぶことが出来ます。
距離計をうまく使えばスコアがアップする!
一般的に「距離計を使うとスコアが上がる」と言われています。うまく使って自己ベストを更新しましょう。
正確な距離に合わせたショットができ無駄打ちが減る
距離計を持っているだけでショットの正確性が上がるというわけではありませんが、距離計で目標までの距離がわかれば、最適なクラブを選択し、その距離に最適なスウィングをすることが出来ます。
そのため、短すぎる、あるいは長すぎる距離を打ってしまう恐れが無くなり、無駄打ちが減ってスコアがアップするのです。
距離感をつかめるようになる
距離計を使って距離を計ることを繰り返していくと、徐々に目測でも距離感をつかめるようになってきます。フラットな場所はもちろん、勾配のある場所でも距離感がつかめるようになってくると、スコアも改善されていきます。
距離計を選ぶポイントをチェック
距離計を選ぶときには価格や機能、メーカーなどをチェックすると良いでしょう。
価格
距離計は10,000円前後から50,000円を超えるものまでさまざまです。より高額であるほど正確で機能も豊富になります。
機能
水平距離しか測れないものも中にはありますが、多くの距離計が傾斜も含めて測定できます。また、ピンフラッグをロックできる機能、霧の中でも測れる機能など多くの測定モードがプリセットされている機種もあります。
多くの機種はのぞいているファインダーの内部に数値が表示されますが、本体側面の液晶部分に数値が表示されるものもあり、便利です。
防水・防塵機能
小雨が降っているときにも使える防水機能や、風が強く砂埃が舞っているときにも使える防塵機能が備わっているものもあります。特に防水性はチェックするようにしましょう。
メーカー
有名メーカーの距離計は多くの人が使っているため口コミ評価も確認しやすいですし、正確性や使いやすさも信頼できるものが多いです。BushnellやNikonなどは非常に評価が高いですが、中には価格が高額のものもあります。