夜間のランニングにはライトを使うのがおすすめ!
運動不足解消や体力増強、ダイエットなどのためにランニングをしたいという人は多いですが、仕事が終わったあとに走りに行くには暗すぎるという状況もよくあります。
そんなときに役に立つのがランニングライトです。ランニングライトのメリットを考えてみましょう。
夜のランニングは危険がいっぱい!
夜間のランニングは、思っている以上に危険がいっぱいです。暗いときにはランナー側から周囲の状況が把握しにくくなります。特に仕事帰りのサラリーマンなど、暗いスーツを来ている歩行者はよく見えません。
無灯火の自転車なども見えにくくなります。逆に周囲からもランナーが見えにくくなり、自転車やバイク、自動車などからランナーが見えずに交通事故を起こすということは非常によく起こる事故です。
安全のためにライトを使おう
夜間や暗い場所では、安全のためにランニングライトを使いましょう。自分が周りを見えやすくするために、そして周囲から走っている自分を見つけやすくする効果があります。
周囲から認識してもらえるようになると、交通事故にあう確率は格段に下がります。
ランニングライトにもタイプがある!
ランニングライトにもさまざまなタイプがあり、状況によって使い分けたり複数使ったりすることで安全性が増します。どのようなタイプがあるか知っておきましょう。
ヘッドライトタイプ
探検家のように頭につけるヘッドライトタイプは、自分の前方を照らしたいときには非常に良いでしょう。正面から来る自転車や自動車からも圧倒的に視認しやすくなります。
足元の障害物や段差などを見つけやすくなるため、走りやすく転びにくくなります。
手首につけるタイプ
手首につけるタイプは周囲を照らすというよりも周囲からの視認性を上げるためのものです。ライトの光も周囲を照らせるほどは強くありません。中には100均で売られているサイリウムのリストバンドをつけて走るという人もいます。
かかとにつけるタイプ
靴のかかとのところにクリップのようにつけるライトもあります。後ろから近づいてくる自転車などからランナーが見つけやすくなります。靴につけるため、若干足元が重くなりますが、走っているときにじゃまにならないというメリットがあります。
首から下げるタイプ
首から下げて周囲からの視認性を上げるタイプのライトもあります。両手がふさがらないため便利ですが、走っているときに揺れて走りにくくなってしまうため、ランニングよりはウォーキングに向いています。
ウェストにつけるタイプ
お腹周りにベルトのようにつけるタイプもあります。これは正面を照らせるため、ヘッドライトと同じような使い方になりますが、頭よりも重さを感じづらく走っているときのバランスが悪くならないというメリットがあります。
ランニングライトを選ぶときのポイントをチェック
ランニングライトを選ぶときには「使用する状況・用途」「価格」「走りやすさ」を考えるのがポイントです。
使用する状況と用途を考えよう
使用する状況はライトを選ぶときに重要なポイントです。街灯の間隔が広いところは、走っている側からは周囲が見えますが、周囲からランナーが見えにくくなることがあるため、腕や足につけるライトを選ぶと良いでしょう。
河川敷や街灯がまったくない場所を走る場合には、自分からも周囲が見えないため、ヘッドライトやウェストにつけるバンドタイプのものでしっかり周囲を照らす方が安全です。
もちろん2つ以上のものを併用すると安全性は上がりますが、やりすぎると走りにくくなります。
価格をチェック
手頃な価格のものを選ぶというのも購入の際の重要なポイントになります。多くのライトは安いものは1,000円以内、高いものでも2,000円〜3,000円という価格帯です。
それほど高いものではありませんが、複数個使う場合には総予算も考えておくと良いでしょう。乾電池タイプや充電池内臓タイプなど、電源によっても価格が変わります。
走りやすさもチェック
つけたときに走りやすいかどうかもポイントになります。重さ、走ったときに揺れないかどうか、擦れて痛くならないかなどをチェックしておきましょう。