フットサルとサッカーの服装の違いは?
サッカーよりもせまいコート、少ない人数で手軽にできるため、プレイする人口も増えているフットサルですが、服装の違いに注目する人は多くないようです。「サッカーとは違うの?」「どんな服装にすればいいかわからない」という声もチラホラ聞かれます。
フットサルとサッカーではどのような服装の違いがあるのでしょうか。
フットサルの方が自由度が高い
基本的にはフットサルでもサッカーと同じ服装で構いません。ただしフットサルの方が自由度が高く、ファッション性の高いウェアが好まれる傾向があります。
フットサルは「試合用」「練習用」の区別が曖昧
サッカーでは試合用のユニフォームとして、世界中のクラブチームや代表チームのユニフォームを着用する場合が多く、練習用では「プラクティスシャツ」と呼ばれる練習用のものを着用します。中には好きなチームのユニフォームを練習着として使う人もいますが、試合のときにプラクティスシャツを使う事はありません。
フットサルでは基本的にユニフォームとプラクティスシャツの区別があまりないことが多く、チームで揃いのプラクティスシャツをユニフォーム代わりに使うということもあります。もちろん、サッカーと同じようにユニフォームを用意する場合もあります。
フットサルの方がファッション性が高い場合が多い
フットサルは本格的なサッカーよりも気軽にできるということから、ファッション的にもおしゃれなウェアが多いのが特徴です。
カラーコーディネートはもちろん、インナーとアウターの重ね着(レイヤード)ファッションなどさまざまなバリエーションがあるので、試合を見るときにファッションに注目するのも楽しいでしょう。
フットサルではどんな服装が良いのか?
フットサルではどんなウェアを選べばよいのでしょうか?それぞれのアイテムごとにポイントを見ていきましょう。
屋外か屋内かによっても異なる
フットサルは屋外で行われる場合もあれば、屋内で行われる場合もあります。屋外では人工芝のコートで行われ、気候や季節の影響を受けやすくなります。屋内の場合は体育館のようなコートで行われ、気候の影響を受けません。
シャツ
フットサル用のシャツはTシャツでも構いませんが、コットン製のTシャツは汗をかくと重くなってしまいます。サッカー用のプラクティスシャツやユニフォームなどを使うと機能性に優れています。
スポーツ向けの機能性に優れたTシャツなどでも大丈夫です。
ボトムズ
サッカーの試合ではボトムズは短パンですが、フットサルの場合はハーフパンツ丈や7分丈のものでも大丈夫です。
また、短パン+インナーという組み合わせも多く、特に冬場の屋外の寒さ対策や屋内でのころんだときの擦り傷・やけど対策としてひざ下のインナーと合わせる人が多いです。
インナー
長めのインナーシャツとTシャツ、または短パン+長めのインナーパンツというレイヤードスタイルを取り入れるのもおしゃれです。
インナーはスポーツ用であれば吸汗速乾性に優れているので便利ですが、ストレッチ性が高くコンプレッション機能のあるインナーシャツを着用すると疲れにくく快適にプレイすることが出来ます。
シューズにも注意!
屋外用のシューズと屋内用のシューズではソールの部分な全く異なります。屋外用は平らですが、屋外用は凹凸がついています。屋外用のシューズは屋内のコートでは使えませんし、屋内用のコートを使って外でプレイするとすべってしまいます。
デザインは様々なものがありますので、いろいろ比較してみましょう。
フットサルウェアの選び方
フットサルウェアを買うときには、「どのアイテムを買うか」「デザイン」「機能性」「価格」をチェックしておくのがおすすめです。
どのアイテムを買うか
必要なのはシャツ・ボトムズ・ストッキング(靴下)・シューズです。最低1枚ずつあれば問題なくプレーできますが、インナーを購入するとさらに快適さがアップします。
デザイン
カラーリングやデザインも気に入ったものを選びましょう。上下でバラバラに選ぶのではなく、全体的なコーディネートを考えるようにするのがポイントです。
機能
吸汗速乾性に富んだ軽量な素材のものが人気です。インナーは筋肉のブレを防いで怪我や疲労を軽減してくる働きがある上、重ね着をするとワンランク上のおしゃれさを演出できるため、ぜひ取り入れたいところです。
靴下も普通のサッカーストッキングだけでなく、5本指のストッキングもあります。
価格
着回しでおしゃれを楽しみたい人は抑えめの価格のウェアで揃えるというのも手です。また、機能性重視の人は少し高めのアイテムが中心になりますが、ネットショッピングなどで格安のアイテムを探すのも楽しいものです。