ウェッジの種類を知ろう
ウェッジとは比較的短い距離のショットやアプローチショット、バンカーショットなどで使用します。ピッチングウェッジはアイアンセットにも含まれていますが、それ以外のウェッジを用途や目的に合わせて追加で購入します。
ロフト角と距離によって種類がありますが、全て揃える必要はなく、好みに合わせて選びましょう。
ピッチングウェッジ
ロフト角が43°〜48°のものをピッチングウェッジと呼びます。アプローチに使うことが多いウェッジで、低い弾道になるため転がりやすいという特徴があります。
アプローチウェッジ
アプローチウェッジはロフト角が49°〜53°のものが一般的です。ピッチングよりも高い弾道になるため、高く上げて落として止めたい場合や障害物を避けたい場合に適しています。
サンドウェッジ
バンカーショットに使うものがサンドウェッジです。ロフト角は56°〜58°が一般的です。
ロブウェッジ
62°以上のものをロブウェッジと呼びます。ロブウェッジの中でも64°以上のロフト角のものはエキストラ・ロブと呼びます。
ツアープロの中にはロブウェッジを活用している選手がいますが、アマチュアゴルファーには扱いづらいと言われています。距離感がつかみづらかったり、ロフト角が大きすぎて同じ感覚で打ったつもりでもばらつきが出やすいのが理由です。
ウェッジの選び方
ウェッジを選ぶときのポイントをチェックしていきましょう。
サンドウェッジは必須!
バンカーを経験しないゴルファーはいないため、サンドウェッジは持っておいた方が良いでしょう。初心者の場合はヘッドの大きなものの方が打ちやすいです。その代わりコントロール性やクラブの操作性は少し下がります。
初心者で、いずれサンドウェッジの買い替えを考えている人は大きめのヘッドのものを、買い換えるつもりがない人は普通のサイズのヘッドのものを選ぶのがおすすめです。
ロフト角が等間隔になるようにするのがおすすめ
ピッチングウェッジはアイアンセットに付属していますし、サンドウェッジも必須アイテムです。その間のロフト角のウェッジを購入する場合、ピッチングとロフトの中間のロフト角のものを購入するのがおすすめです。
ロフト角が等間隔になっていると距離感もつかみやすいですし、コントロール性も向上します。
ソール幅は広めがおすすめ
ウェッジのソール幅にも注目しましょう。ウェッジは便利ですが、ダフりやすいという人も多いです。
ソールの幅が広いウェッジはダフリにくいためミスショットになりにくくボールが上がりやすいというエリットがあります。ソール幅がせまいとクラブコントロールはしやすくなりますし、フェースを開いて打つなどの操作がしやすくなります。初心者には幅広ソールがおすすめです。
バウンス角にも注目
ウェッジを使うとダフることが多いという人は、バウンス角の大きめのものを選びましょう。逆に芝が薄めのところではバウンス角の小さめのものの方が有利な場合もありますが、初心者がバウンス角の小さいウェッジを使うとミスショットが多くなってしまいます。
ウェッジを使った正しい打ち方をチェック!
ウェッジを使った正しい打ち方をチェックし、アプローチのスキルアップにつなげましょう。
アプローチの基本から
まずはスタンスを狭めに取りましょう。コンパクトに振るショットですので、広いスタンスだと打ちにくく、力加減もしにくいです。一足分程度の間隔で大丈夫でしょう。