アイアンの種類を知ろう
アイアンは5番〜9番までがあり、2打目以降(ショートホールはティーショット)で活躍するクラブです。見た目が似たように見えますが、ヘッドの構造によって3種類に分けられます。
マッスルバック
ヘッドが肉厚でくぼみがないアイアンを「マッスルバック」と言います。操作性が良いため、左右に曲げたりスピンをかけたりということに向いています。
ただし扱いが難しいためミスショットになってしまうことも多く、初心者にはおすすめできない上級者向けアイアンだと言えます。
キャビティバック・ポケットキャビティ
裏側の中央部分がくぼんでいるアイアンが「キャビティバック」と呼ばれるタイプです。重さが周辺部分に集中するように出来ており、ヘッドがやや大きめでスイートスポットが広く作られています。
ボールが上がりやすい構造で、初心者でもミスが少ないのが特徴です。さらにくぼみが大きいものは「ポケットキャビティ」と呼ばれています。
中空
中空はその名の通り内部が空洞になっています。後方が厚くなるように作られているので、ボールが上がりやすく、弾道も安定します。フェースの上下のミスに強く、多少トップ気味でもしっかり上がってくれます。
アイアンを選ぶポイントはここだ!
アイアンを選ぶときにチェックしたいポイントは非常にさまざまです。いろいろな観点からアイアン選びのポイントを見ていきましょう。
何本セットを買うか?
アイアンは単品で揃える人もいますし、セットで購入する人も多いです。アイアンはメーカーや商品によって微妙にロフト角がことなるため、同じメーカーの同じラインで揃えた方が良いでしょう。
相当こだわりがある人は単品で揃えていっても良いですが、時間と手間がかかりますので、特に初心者には絶対におすすめしません。
またセット本数も商品によって異なり、5〜9番とPW(ピッチングウェッジ)の6本セットが多いですが、5番が無い5本セットや5番の代わりにSW(サンドウェッジ)の入る6本セットもあります。
ヘッドの大きさをチェック
ヘッドが大きい方がスイートスポットが広くなるため、ショットの安定感が出ます。ミスが出にくく方向も定まりやすいため、初心者は大きめのヘッドのものを選ぶのがおすすめです。