- 1 ロープの種類を知ろう
- 2 目的別のクライミングロープの特徴
- 3 クライミングロープを選ぶときにはここをチェック!
- 4 クライミングロープおすすめランキング・20位〜11位
- 4.1 20位:HONEI 12mm クライミングロープ
- 4.2 19位:HONEI 10mm クライミングロープ
- 4.3 18位:LymNrutoBestShop クライミングロープ 10mm
- 4.4 17位:BEAL(ベアール) 10.5mm トップガン2 ユニコア
- 4.5 16位:テンドン マスター クライミングロープ 9.7mm 50m
- 4.6 15位:BEAL(ベアール) ウォールマスター6 10.5mm×30m
- 4.7 14位:テンドン アンビション クライミングロープ 10.0mm
- 4.8 13位:テンドン クライミングロープ アンビション ダブル 8.5mm
- 4.9 12位:テンドン マスター クライミングロープ 9.4mm
- 4.10 11位:QIN クライミングロープ 10mm
- 5 クライミングロープおすすめランキング・10位〜4位
- 6 クライミングロープおすすめランキング・ベスト3
- 7 まとめ
ロープの種類を知ろう
フリークライミングをするときにまずいちばん大切なのはクライミングロープです。クライミングロープは命を守るために無くてはならないアイテムですから、信頼できる安全で強度の高いものを選びたいところです。
まずはロープの種類を知り、間違えずに選べるようになりましょう。
クライミングロープといえばダイナミックロープ
ロープには「ダイナミックロープ」と「スタティックロープ」の2種類があります。クライミングに使用するのはダイナミックロープです。一般的に「クライミングロープ」と言われたら「ダイナミックロープ」のことだと思えば大丈夫です。
ダイナミックロープは落下時に衝撃を少なくするために伸縮性があるのが特徴です。バンジージャンプのゴムをイメージするとわかりやすいでしょう。
スタティックロープは救助用
スタティックロープ、あるいはセミスタティックロープと呼ばれるロープは基本的にはクライミングには使用しません。ダイナミックロープのような伸縮性が無いため、落下時に衝撃を吸収することができたいためです。
スタティックロープは救助時に使用したり、産業用として荷物を釣り上げるのに使用したりします。ダイナミックロープと間違えて買わないように気をつけましょう。
目的別のクライミングロープの特徴
ダイナミックロープの中でも「シングルロープ」「ダブルロープ」「ツインロープ」に分けられます。それぞれの特徴と使用する目的を見ていきましょう。
シングルロープ
最もよく使われるのがシングルロープです。クライミングジムでのスポートクライミングで使用したり、1本で登り切る(シングルピッチ)ときに使用されます。
太さも9mm後半から11mm程度の太めのものが主流で、最も丈夫に出来ています。
ダブルロープ(ハーフロープ)
ダブルロープはアルパインクライミングやアイスクライミング、マルチピッチクライミングなど、2本1組で使うロープです。1本が切れてももう1本で支えることができ、屈曲したルートや岩の多いルートで使います。
8.5〜9mm程度の太さのものが主流です。ダブルロープの性能はシングルロープの75%程度です。
ツインロープ
ツインロープも2本1組で使いますが、ダブルロープと違ってまとめて1本として使うのが特徴です。ツインロープもアイスクライミングやアルパインクライミングで使われます。なお、シングルロープの半分程度の性能です。
クライミングロープを選ぶときにはここをチェック!
クライミングロープを選ぶときには「強度」「太さ」「長さ」「加工」の4点をチェックしましょう。
UIAA耐墜落回数
ロープは強度が何より大切です。強度を図る指標になるのが「UIAA耐墜落回数」です。80kgの人形をロープにくくりつけて落下させたときに、落下の衝撃に耐えられた回数をカウントしたものです。回数が多いほど強度が高く安全です。
衝撃荷重と伸び率
衝撃荷重とは落下したときにどれくらいの衝撃を体が受けるかという数値のことです。当然衝撃は小さい方が良いので、この数値が小さいほど衝撃吸収性能が良いということになります。
また、伸び率も記載されており、伸び率が大きいものは衝撃荷重が小さくなります。
ロープの太さ
ロープの太さにもさまざまなものがあります。太いロープの方が強度が高いですが、最近では細く頑丈なロープも多く販売されています。
細い方が扱いやすく軽いというメリットがありますが、やはり強度や衝撃荷重といった面で不安だという人もいます。逆に太い場合は取り回しづらさや重さがデメリットになります。
ロープの長さ
50mから60mのものが最も多く買われている長さです。特に60mあればどのルートでも問題なく使用できるでしょう。長ければ長いほど重くなるというデメリットもあるため、使用するルートや場所等を考えて購入しましょう。
コーディングや防水などの加工
PVCなどでコーディングされていたり、防水加工が施されているロープもあります。濡れることでロープが劣化していくとロープの寿命が短くなったり強度が落ちてしまったりするため、防水加工がしてあるものがおすすめです。
ただし防水加工してあるものはすべりやすくなっている場合があります。
クライミングロープおすすめランキング・20位〜11位
さまざまなクライミングロープの中から、特に人気が高く、強度・耐久性などの信頼性の高いものを20点厳選しました。ランキング形式でご紹介しますので、ぜひ購入時の参考にしていただければと思います。
20位:HONEI 12mm クライミングロープ
太さ12mmのロープです。長さは10m・20m・30m・50mから選べます。300kgの耐荷重性能を持っており、クライミングはもちろんキャンプなどのアウトドアや防災用、荷物を釣り上げるときにも使えます。
19位:HONEI 10mm クライミングロープ
太さ10mmのロープで、10m〜60mの中から好きな重さを選べます。耐荷重は1トンと強度が強いのが特徴です。カラビナが2つついており、6色のカラーから選べます。
18位:LymNrutoBestShop クライミングロープ 10mm
耐荷重500kg、太さ10.5mmのクライミングロープです。内部コアが23本になっている高強度・高耐久性モデルです。カラビナ2つと収納用の袋もついており、コストパフォーマンスに優れています。
17位:BEAL(ベアール) 10.5mm トップガン2 ユニコア
太さ10.5mm、長さ50mのロープで、衝撃荷重は7.4kN、耐墜落回数は11回もあるため安全性の高さが特徴です。撥水処理もしてあるため劣化を防ぎます。
16位:テンドン マスター クライミングロープ 9.7mm 50m
太さ9.7mmのロープで、耐墜落回数は7〜8回、衝撃荷重は7.0kN です。コンプリートシールド加工をしてあるため防水性・防塵性も高い商品です。UIAAやEN規格に適合しているロープです。
15位:BEAL(ベアール) ウォールマスター6 10.5mm×30m
10.5mmの太さのロープです。長さは30mと短めですがシングルロープとして使うのであれば問題ない長さです。衝撃荷重は8.4kN、耐墜落回数は7回と安心して使えます。ジムでのスポートクライミングに最適です。
14位:テンドン アンビション クライミングロープ 10.0mm
太さ10mm、長さ50mのクライミングロープで、表面だけでなく中芯にも防水加工がしてある「コンプリートシールド加工」を施しています。耐墜落回数は9回、衝撃荷重は7.8kNで強度も十分です。
柔らかさを表すノットアビリティの値も高く、扱いやすいのが特徴です。
13位:テンドン クライミングロープ アンビション ダブル 8.5mm
太さ8.5mm、50mのクライミングロープで、ダブルロープ用です。衝撃荷重は5kN、コンプリートシールド加工で防水性はもちろん耐摩擦性も高く、強度と耐久性が特徴です。
12位:テンドン マスター クライミングロープ 9.4mm
コンプリートシールド加工を施してある太さ9.4mm、長さ50mのロープです。耐墜落回数は5〜7回、衝撃荷重は7kNで、UIAAなどの規格をクリアしており、強度も耐久性も高い安全なロープです。
表面の編み目がなめらかで扱いやすいと評判です。
11位:QIN クライミングロープ 10mm
10mmの太さのクライミングロープで、10mと15mから選べます。少し短めなので補助ロープとしての使用がメインになります。衝撃荷重は12kNです。
クライミングロープおすすめランキング・10位〜4位
10位:BEAL(ベアール) 10mm バイラス 50m BE11160
太さ10mmのシングルロープで、コストパフォーマンスに優れたスタンダードなモデルです。耐墜落回数は8回、衝撃荷重は7.8kNで安全性も高い商品です。
9位:goldlman クライミングロープ20 m (直径10mm)
太さ10mm・長さ20mのクライミングロープです。1000kgの耐荷重性を持ち、両サイドにはカラビナをつけられるフックがついており、カラビナが2個付属しています。
8位:Brotree 多目的高強度ロープ 8mm/10.5mm
高い強度のロープで、太さを8mmのものと10.5mmのものから、長さも10mと20mから選べます。若干短めなので補助ロープや救援用のロープとして、あるいは室内でのスポートクライミングに適しています。
7位:BEAL(ベアール) ランド 8.0㎜×20m ゴールデンドライ
8mmの太さのロープで、長さは20mと短めです。耐墜落回数は5回、衝撃荷重は4.2kNと高い安全性を持っています。補助ロープとしての使用が最適で、ゴールデンドライ加工をしてあるため撥水性も高くロープも流れやすい商品です。
6位:Don-Guri(ドングリ) クライミングロープ 10mm 20m
10mmの太さを持つクライミングロープで、長さは20mと短めです。室内でのスポートクライミングや補助ロープとして大活躍してくれます。キャンプなどのアウトドアや防災用品の中に入れておきたい1本で、付属している2つのカラビナをつけられるように両サイドはフックになっています。
5位:Syiswei アウトドアロッククライミング安全ロープ 直径12mm
12mmの太さのロープで、長さは10m・20m・30mから選べます。ポリエステルファイバー素材を使っており、高い強度を誇ります。摩擦にも強く、コストパフォーマンスの高い商品です。
4位:SMILE ALL クライミングロープ 8mm 20m
太さ8mmのクライミングロープで、150kgの耐荷重性を持ちます。本格的なクライミングには20mの長さは短めですが、ジムでのボルダリングや補助ロープとして使用するのに適しています。カラビナが2つ付属してくるため便利です。
クライミングロープおすすめランキング・ベスト3
3位:Xben ダイナミックロープ 8mm
10m〜50mから長さを選べる太さ8mmのダイナミックロープです。カラビナが2つ付属しており、両サイドのフック部分は金属で加工されているのでカラビナがスムーズに動きます。
500kgの耐荷重性があり、耐久性も強度も高いのが魅力です。
2位:QIANGSHENG 多目的ロープ 10mm
太さ10mmのロープで、長さが20mと50mのものから選べます。携帯性、耐摩耗性、耐久性に優れた商品で、低摩擦なので扱いやすいと評判です。カラーバリエーションも豊富なので、好きな色から選んで購入できます。
1位:BEAL(ベアール) 9mm ベルドン2 ゴールデンドライ
ハーフロープとして非常に人気の高い商品で、太さは9mm、長さは50mと十分なスペックです。衝撃荷重は5.3kN、耐墜落回数は15回もあるため、非常に安全性が高いのが特徴です。
外側はドライカバー加工で耐摩耗性を高くしており、芯にはフッ素加工をして耐久性を高めたゴールデンドライ加工のモデルです。過酷なクライミングでも高い安全性を持つため、信頼して使うことが出来ます。
まとめ
クライミングロープは文字通り「命綱」です。慎重に選ぶことで使いやすさも安全性も高まります。さまざまなロープの中からどれを選べばよいか迷ったときには多くの人が使用しているものを選ぶというのも一つの方法です。
上記のランキングは多くの人に支持されており、口コミや評価の高いものを厳選していますので、ぜひ参考にしてみてください。