シャフトの種類とは?
ゴルフを行うためにはシャフト選びが重要となってきます。シャフトとは、ゴルフクラブの柄の部分のことです。ゴルフクラブは上からグリップ・シャフト・ヘッドの3つのパーツから作られています。シャフトは大きく分けてスチールシャフトとカーボンシャフトの2つがあります。まずはこの2種類のシャフトの違いについてご紹介していきます。
スチールシャフトとは?
スチールシャフトは主にスチール素材で作られたシャフトのことです。スチールシャフトの特徴は、重く、しなりが少ないです。その重さゆえに安定したショットが打てるという人が多いのでプロゴルファーの方はあえてスチールシャフトを使用する人もいるそうです。
また、スチールシャフトは重いという特徴があるので、女性や高齢者の方には扱いが難しい場合があります。最近では軽いスチールシャフトも売られるようになってきたので、体力や筋力に自信がない方はそのようなシャフトを選んでもいいですね。
カーボンシャフトとは?
カーボンシャフトはグラファイトシャフトとも呼ばれ、カーボン繊維とエポキシ樹脂が複合された素材で作られたシャフトです。カーボンシャフトはスチールシャフトに比べて軽く、しなりやすい特徴を持っています。カーボンシャフトは衝撃を吸収しやすい素材であり、それゆえに打った時の衝撃を和らげてくれるので肘などに負担がかかりにくいです。
プロゴルファーの宮里藍プロもスチールシャフトからカーボンシャフトに変えたそうです。もちろんカーボンは軽いという特徴がありますが、最近では重いカーボンシャフトもあるそうです。シャフトが軽いと方向性が安定しませんが、重いカーボンならショットも安定しやすくなります。
スチールシャフトとカーボンシャフトの選び方
ではシャフトはスチールを使えばいいのか、カーボンを使えばいいのか、決め方としては今現在の自分のレベルで決めると良いでしょう。何を上達させていきたいかを選ぶ時に意識してみてください。例えば以下の5つの中。
- 飛距離
- ヘッドスピード
- 方向性
- ボールの高さ
- 操作性
この5つの中で何のレベルを上げていきたいかなども参考にしてみてください。
飛距離を伸ばす
飛距離を伸ばすためには適切な硬さのシャフトを選ぶ必要があります。硬すぎるシャフトはしなりがないので飛距離が出ず、反対に柔らかすぎるシャフトはしなり過ぎて弾道が大きく曲がってしまうので飛距離が伸びない場合があります。