バドミントンを行う際に、機動力をアップしてくれるのがシューズの役割です。グリップ力が高いもの、軽量なもの、横ブレを防いでくれるものなどさまざまなシューズがありますし、ヨネックス・ミズノ・アシックスなどの人気メーカーごとに特徴も異なります。
今回はシューズの失敗しない選び方と、コスパの高いモデルをランキング形式で10点ご紹介します。
バドミントンシューズは価格よりも性能で選ぶ!
バドミントンシューズに限らず商品を購入するときにはできるだけ安いものを選びたいというのが消費者の本音です。ですが、バドミントンシューズを選ぶときには価格以上に性能を重視する方が良いでしょう。
ケガ予防につながる
バドミントンは最大で横6.1m×縦6.7mのコートを最大に使って前後・左右にハイスピードで移動する必要のあるスポーツです。
バドミントンのシャトルは初速で平均時速350km以上(世界記録は493km/h)というものすごいスピードが出ますから、反応速度も移動スピードも速くなり、スタート・ストップを繰り返すことで足腰の関節にかなりの負担がかかります。
バドミントンシューズはその衝撃にも耐えられるように作られていますので、関節を守ってくれます。体育館シューズなどではすぐに関節を痛めてしまうでしょう。
パフォーマンスに違いが出る
バドミントンは前後左右への動きやスタート・ストップが多いため、滑りにくさ・動きやすさ・動きに耐えられる構造などが必要です。これらを全て備えたバドミントンシューズを履くことでパフォーマンスに違いが出てきます。
満足な動きをするためにバドミントンシューズは慎重に選びたいところです。
バドミントンシューズはクッション性で選ぶ!
怪我を予防するため、バドミントンシューズはまずクッション性を重視しましょう。スタート&全力ダッシュからのストップやジャンプ・着地など、ひざを始めとして足首や腰などにかなりの負担がかかります。
バドミントンは関節に負担がかかりやすい
室内での競技の場合、床素材にクッション性をもたせていることは多いですが、それでもバドミントンのプレー時にひざや腰にかかる負担は相当なものがあります。
ひざ・腰はスポーツ選手にとっては最も重要なポイントですからクッション性を重視することは大切です。
インナーソールで調節することも可能
靴のサイズを合わせるためにインナーソール(中敷き)を使う人もいますが、クッション性の高いインナーソールを入れることで好みのクッション性にするということもできます。
購入した靴のクッション性に不満がある場合はインナーソールを入れてみるのも良いでしょう。
各メーカーごとに特徴のあるソールを使用している
ヨネックスの「パワークッション」やアシックスの「GEL」のように、メーカーごとに使用しているクッション材には特徴があります。各メーカーのウェブサイトやAmazonなどのネット通販サイトの商品ページで特徴が紹介されているので確認しましょう。
バドミントンシューズはグリップ力で選ぶ!
バドミントンで自分の持っている力を最大限フロアに伝えるために、グリップ力を重視して選びましょう。また、グリップ力が高いと捻挫など怪我を予防することも出来ます。
多くのバドミントンシューズは十分なグリップ力がある
グリップ力で選ぶのが大切ですが、現在販売されているバドミントンシューズの多くが十分なグリップ力を備えていますので、基本的には問題ありません。
ですがその中でも反発力の強いソールを使用しているものもあります。ヨネックスの「パワークッション」は同社製の他の商品よりも反発力を10%以上アップしています。
横ブレなどを防ぐ構造も大切
急激なスタート・ストップを繰り返す中で安定したフォームで打つためには、横ブレを防ぐ構造になっていることも大切です。特に横移動からのストップ時には進行方向に力が流れてしまうため、サイドへのねじれを防止する構造になっているものを選びましょう。
それ以外のポイントでバドミントンシューズを選ぶには
クッション性やグリップ力以外にバドミントンシューズを選ぶポイントも見ていきましょう。
強度と耐久性をチェック!
急激な動きに耐えられるような強度や、繰り返し使っても壊れにくい耐久性を持つシューズを選びましょう。特に補強材が使用されているものは強度が高いのでおすすめできます。
メーカーが発表しているスペックはもちろんですが、ネットでの口コミは使用者の体験をもとに書かれていることが多いですからぜひ参考にしてみましょう。
通気性と軽さをチェック!
長時間のプレーをするときには通気性も大切です。暑さによって体力は確実に奪われますし、靴の中が蒸れた不快感でパフォーマンスが低下することもあります。通気性が悪いものは衛生面でも不安ですし、手入れもしにくいことが多いです。