ソフトボールをする上では、必ずソフトボール用のバットを使うようにしましょう。
- 1 ソフトボール用バットと野球用バットの違いとは
- 2 ソフトボール用バットの選び方
- 3 ソフトボール用バットを選ぶ前には必ず試用を
- 4 ソフトボール用バットのおすすめランキング10
- 4.1 10位: ディマリニ・フェニックス(ゴム3号) WTDXJSRPE
- 4.2 9位:ルイスビルスラッガー(革・ゴム3号) 反発基準対応モデル WTLJKS17S
- 4.3 8位:ミズノエックス 反発規制対応モデル FRP製 革・ゴム3号 (1cjfs102)
- 4.4 7位:ミズノエックス(83cm) 3号用 FRP製 1CJFS30383 2701
- 4.5 6位:ウィルソン ディマリニ フェニックス 革・ゴム3号 反発基準対応モデル WTDXJSQPF
- 4.6 5位:ルイスビルスラッガー カタリストII TI 革・ゴム3号 WTLJKS18T
- 4.7 4位:ミズノ 1・2号ゴムボール用 エックス 1CJFS3606
- 4.8 3位:ミズノ 3ゴウカワヨウエックス 83-690
- 4.9 2位:ゼット 金属 ファイヤービート (3号用)
- 4.10 1位:ルイスビルスラッガー カタリスト2TI(ゴム3号)メンズ WTLJGS17T
- 5 まとめ
ソフトボール用バットと野球用バットの違いとは
ソフトボールは野球から派生したスポーツですが、それぞれで使う道具には違いがあります。では、バットはどう違うのでしょうか。
バットの形
一般的にバットというと、グリップ部分が細く、先端に向かって徐々に太くなっていく形を思い浮かべるのではないでしょうか。実は、これは野球のバットに特徴的な形。
ソフトボール用のバットはグリップの上からいきなり太くなり、先端まで太さが均一になっています。また、野球用のバットよりも細く、短いのも特徴です。
これによって、全体のバランスがとれ、スイングしやすく、バットの芯でボールをとらえる、ミートに適した形になっているのです。一方、ソフトボールは野球よりも狭い場所でやることもあり、あまり遠くに飛びすぎない仕様になっています。
バットの素材
高校野球では金属を使う人が多く、大学野球やプロ野球では木製の仕様が義務付けられています。ソフトボールではそのような規定はありません。人気を集めているのは、カーボン製やFRP製のバットです。木製や竹製のものもありますが、これらを使う人はあまりいません。素材については、次の章で詳しく説明します。
ソフトボール用バットの選び方
ソフトボール用のバットといってもその種類はたくさんあり、どれを選べばいいのかわからなくなってしまいますよね。そんな方のために、バットを選ぶときのポイントを紹介します。
ボールの大きさ
ソフトボール用のボールには、3種類の大きさがあります。
- 1号…小学校低学年の試合で使う(周囲の長さ26.7cm)
- 2号…小学生の試合で使う(周囲の長さ28.6cm)
- 3号…中学生以上の試合で使う(周囲の長さ30.5cm)
これに合わせて、バットにも1・2号用、3号用などの種類があります。使うボールの大きさを確認して、それに合わせたバットを選びましょう。
ボールの素材
ソフトボール用のボールは、革製のものとゴム製のものがあります。バットによってはこのボールの素材に合せた作りになっているものがあるので、確認しておきましょう。
重さ
バットの重さも、選ぶときの大切な基準です。重い方がボールを遠くに飛ばすことができますが、その分コントロールが難しく、初心者の方だとバットに振られてしまうおそれがあります。慣れるまでは、実際に持ってみて、少し軽いと感じるくらいのものが最適です。
バランス
ソフトボール用のバットは、重心によって3種類に分けられます。
- トップバランス…先端に重心があるもの。遠心力が大きくなるため、飛距離が出やすい。一方で、コントロールが難しい面も。
- ミドルバランス…中心付近に重心があるもの。トップバランスとカウンターバランスの長所をほどよく合わせ持っている。
- カウンターバランス…グリップ付近に重心があるもの。飛距離は出にくいがコントロールしやすい。アベレージヒッター向き。
初心者の方には、飛距離もある程度出てコントロールもしやすいミドルバランスがおすすめです。慣れてきて、自分のスタイルが見つかったら、トップバランスやカウンターバランスのものを使ってみるとよいでしょう。
素材
木製や竹製のものも売られていますが、主流なのは、アルミなどの金属製(超々ジュラルミンなど)、カーボン製、FRP(繊維強化プラスチック)製などです。それぞれに特徴がありますが、初心者の方には、軽くてしなりのあるカーボン製か、同じく軽くて、さらに飛距離の出やすいFRP製がおすすめです。
ソフトボール用バットを選ぶ前には必ず試用を
ソフトボール用のバットを買う前に、ぜひしておきたいのが、実際にバットを使ってみることです。
まずは形から、と一気に道具をそろえてしまう人もいますが、バットに関してはそれはおすすめできません。重さやバランス、素材などはわかっても、微妙な長さの違いなどで使用感も変わってくるからです。
もし、これからソフトボールを始めたいという場合は、はじめは人から借りたり、チームの共用のものを使ったりしてみましょう。それと比較して、重さや長さ、グリップ感など、自分にとって扱いやすいものを探すのが、ソフトボールの上達につながる一番の近道にもなります。
ソフトボール用バットのおすすめランキング10
ここまでソフトボール用バットの選び方をご紹介してきました。では、実際にどんな製品があるのでしょうか。今回は、数あるバットの中からおすすめできるものを10厳選。ランキング形式で見ていきましょう。
10位: ディマリニ・フェニックス(ゴム3号) WTDXJSRPE
10位はディマリニ・フェニックスシリーズのゴム3号用のバットです。パラフレックスコンポジットという固めの複合素材でできたセミトップバランスで、硬めの打感と、振りぬきやすさが特徴。トップバランスだと振られてしまうという人でも、セミトップバランスなら比較的扱いやすいので、もっと飛距離を出したいという人は試してみる価値ありです。
9位:ルイスビルスラッガー(革・ゴム3号) 反発基準対応モデル WTLJKS17S
9位は、ルイスビルスラッガーの反発基準対応モデル。薄型カーボンコンポジット素材(カーボンの複合素材)とチタンベルトで、軽さと強度、そしてほどよいしなりをすべて合わせ持ったバットになっています。セミトップバランスで振りぬきやすく、革ボールもゴムボールもしっかりとらえ、遠くに飛ばすことができます。
8位:ミズノエックス 反発規制対応モデル FRP製 革・ゴム3号 (1cjfs102)
8位はミズノのエックスシリーズからこちら。FRP製の、革・ゴム3号用です。Dual Weight Technologyという、バットの両端にウェイトを配分する技術を搭載しており、コントロールのしやすさと飛距離アップを実現しました。少し重量感を感じる設計のため、パワースラッガー向けといえます。
7位:ミズノエックス(83cm) 3号用 FRP製 1CJFS30383 2701
7位もミズノのエックスシリーズ。同じくFRP製ですがこちらはゴムボール用で、8位のバットよりも軽い設計になっています。ミドルバランスで初心者にも扱いやすく、また、Dual Weight Technology搭載で、素早い振りぬきと、ボールの初速アップが可能な設計になっています。
6位:ウィルソン ディマリニ フェニックス 革・ゴム3号 反発基準対応モデル WTDXJSQPF
6位は、ディマリニ・フェニックスシリーズからこちら。パラドックスコンポジットという複合素材で作られており、革・ゴム3号に対応したバットです。打球部がやや短く、ほどよいしなりを実現。トップバランスで振りぬきやすく、しっかりとボールを弾きます。色違いで、打球部がやや長く、しなり抑えたタイプも販売されています。
5位:ルイスビルスラッガー カタリストII TI 革・ゴム3号 WTLJKS18T
5位は、ルイスビルスラッガーのカタリストⅡ。9位のモデルの後継とされています。薄型のカーボンコンポジット素材を改良し、打球部がさらに薄くなり、チタンベルトとの相乗効果で大きな飛距離を実現しています。トップバランスなので、初心者の方にはコントロールが難しいかもしれません。
4位:ミズノ 1・2号ゴムボール用 エックス 1CJFS3606
1・2号ボール用で唯一ランクインしたのがこちら。ミズノのエックスシリーズのバットです。カーボン製、ミドルバランスと初心者にも扱いやすく、打ったときのボールのスピードも出やすいと評判です。これからソフトボールを始めるお子さんや、1・2号球を使ったプレイを行う方に向けては、文句なしの1位といえます。
3位:ミズノ 3ゴウカワヨウエックス 83-690
3位もまたまたミズノのエックスシリーズから。こちらは革・ゴム用で、カーボン製となっています。Dual Weight Technology搭載で、バットの両端にウェイトがあります。芯でとらえたときの飛距離がアップするだけでなく、とらえそこねた打球の伸びもよくなったという評価もあります。83cmはミドルバランス、84cmはハーフトップバランスと微妙にバランスが違うので、初心者はミドルバランスから使ってみるのがよいでしょう。
2位:ゼット 金属 ファイヤービート (3号用)
2位はゼットのファイヤービート。超々ジュラルミン製(アルミ合金製)で、ボールをしっかり弾いて飛ばせます。スイングに自信がない場合はカーボン製が向いていますが、スイングパワーが出せるという人にとっては、超々ジュラルミン製の弾力ある打球感は爽快でしょう。ミドルバランスでコントロールしやすいのも特徴です。
1位:ルイスビルスラッガー カタリスト2TI(ゴム3号)メンズ WTLJGS17T
1位は、ルイスビルスラッガーのカタリストⅡTIのゴム3号用、男性向けモデル。ランキングにも多数ランクインするほど人気で、「とにかくよく飛ぶ」と評判のシリーズがさらに進化。高い「トランポリン効果」を発揮し、面白いほど球を弾き、飛距離が伸びていきます。
また、カタリストシリーズの特徴が、使えば使うほど飛距離が伸びるというもの。ボールが当たるたびにカーボン部分に反発力のある隙間ができていき、バット自身が進化していくのです。グリップ細めのトップバランスではじめはやや扱いにくいかもしれませんが、一緒に成長していくには最高のパートナーといえるでしょう。
まとめ
ソフトボール用のバットを選ぶときのポイントは、大きく5つ。
- ボールの大きさ
- ボールの素材
- バットの重さ
- バットのバランス
- バットの素材
これらを基準に、自分にとって使いやすいものを選んでみましょう。グリップ感や重さ、長さのバランスなどは実際に見ないとなかなか判断しづらい部分もありますので、近くにスポーツ用品店があれば、足を運んでみてもいいかもしれません。ここで紹介したのと全く同じ製品でなくても、グリップはこのくらい、長さや重さはこのくらいという基準を見つけておくと、ぐっと選びやすくなりますよ。
ここで紹介したバットは全てAmazonで購入できます。どれも評価の高い人気商品ばかりなので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。