バウンス角が小さくなるほどコントロールショットは打ちやすくなりますが、バンカーからは出しにくくなるため中級者以上向けだと言えます。
ソールの幅をチェック!
ソールの幅は広い方がバンカーから出しやすいです。バンカー用に特化したウェッジはソール幅が広いものばかりです。ただしバンカーショットでもコントロールしたボールを打ちたいという場合にはソール幅が普通から狭めのものを選んだ方が良いでしょう。
初心者のうちは無理せずソール幅の広めのものを選びましょう。
ヘッドの大きさをチェック!
ヘッドの大きさはクラブごとに異なります。一般的に大きめのヘッドの方がバンカーからは出しやすいです。スイートスポットが広いため安定したショットができるというのも大きいヘッドのメリットなので、初心者のうちは大きめのヘッドのものがおすすめです。
ただし操作性という点では劣るため、いずれは普通のヘッドのものに買い換えることになるかもしれません。
ネックの形をチェック!
サンドウェッジにはグースネックとストレートネックの2種類があります。出しやすさやつかまりの良さを求めるならグースネックがおすすめです。初心者にも扱いやすいです。
操作性を求めるのであればストレートネックの方が良いでしょう。フェースを開きやすく、ボールコントロールしやすいため、特に中級者以上の人におすすめです。
重さをチェック!
シャフトの材質によって、クラブによって重さが大きく異なります。カーボンは軽め、スチールは重めですが、バンカーショットが安定しない人は重めのシャフトにしてみると安定性が増すことがあります。
ただし、持っているクラブとの重量の差が大きくなるとスイング自体が安定しなくなるため、注意が必要です。番手ごとの最適な重量差は10g前後と言われていますので、あまり重量差が大きくならないようにしましょう。
初心者が気をつけたいサンドウェッジ選びのポイント
初心者が気をつけたいポイントを一覧でまとめておきましょう。
- ロフト角は大きめの方が出しやすい(無難なのは56度前後)
- ソール幅は広めの方が出しやすい
- ヘッドは大きめの方が出しやすい
- ネックはグースネックがおすすめ
- 重さは他のクラブとの重量差が大きくならないようにする
- 価格が高いから使いやすいとは限らないので注意
また、購入前に以下のポイントも確認しておくとさらに良いでしょう。
- 各種ウェッジの角度が等間隔になるのがベスト
- コントロール性を重視したい人はソール幅は狭め・ストレートネックを
- アプローチにも使いたい場合はバウンス角が12度未満のものを
- 買い替えない予定であればヘッドは普通の大きさのものを
初心者でも大丈夫!サンドウェッジの正しい使い方
初心者でもしっかりバンカーから脱出できる、サンドウェッジの正しい使い方をチェックしてみましょう。
アドレスをしっかりと!
まずはしっかり構えることが大切です。気をつけたいポイントをまとめてみましょう。
- スタンスを広めに取る(左足をしっかり安定させる)
- ボールが両足の真ん中よりも前に来るようにする
- バウンスをうまく使うため、1時程度にフェースを開く
- 右手は上からかぶせるように握る
- 重心は低くし、オープンスタンスで構える
砂を飛ばすように打つ!
サンドウェッジはダフるように打つことで砂ごとボールを脱出させるのがポイントです。ボールを直接打つのではなく、砂を飛ばした勢いで一緒にボールを脱出させましょう。
- テイクバックは高めに取り、砂を飛ばすようにスイングする
- ボールの3cm程度手前を打つ
- 「ボールの下の砂をグリーン(あるいはフェアウェイ)に乗せる」というイメージ
動画でチェック!
上記の流れを動画でもチェックしてみましょう。
サンドウェッジおすすめランキング・10位〜4位
サンドウェッジは角度やヘッドの形状などから非常に種類が豊富なので、迷ってしまうことも多いです。ここでは、人気や評価の高いサンドウェッジの中から独自の基準で厳選した10点をランキング形式でご紹介します。どれも使いやすいものばかりです。
10位:TAYLOR MADE(テーラーメイド) M1
コンパクトなヘッドとセミグースネックが特徴のサンドウェッジで、ソール幅はやや広めなので打ちやすいサンドウェッジです。中級者や上級者にも使いやすい一本です。ロフト角は55度。
9位:DUNLOP(ダンロップ) XXIO9 ゼクシオ ナイン
人気のゼクシオナインのサンドウェッジで、ロフト角は使いやすい56度です。重心が非常に低く深くなっています。スイートスポットが広く作られているため、つかまりやすく飛距離も出やすいのが特徴です。
8位:TAYLOR MADE (テーラーメイド) Milled Grind hi-toe
フェースの面積が広めなので寛容さがあるサンドウェッジです。バンカーショットはもちろんですが、アプローチでも武器になること間違いなしです。安定性とコントロール性が高く、信頼できる一本です。
7位:Tour X ウェッジ Tour X Stainless Wedge
何と言っても抜群のコストパフォーマンスの高さが魅力の一本です。とにかく早くサンドウェッジが欲しい!という人は迷うこと無く購入ボタンをクリックしても間違いはありません。重めのヘッドなのでスイングも安定しやすくバンカーからも出しやすいのが特徴です。
6位:DUNLOP(ダンロップ) XXIO フォージド アイアン
こちらも愛用者の多いゼクシオ・フォージドのサンドウェッジです。ロフト角は56度なので誰にでも使いやすい一本です。ヌケの良さや反発性能の高いフェースで方向性も安定し、しっかり飛ばします。
5位:Cleveland GOLF(クリーブランドゴルフ) サンドウェッジ RTX-3 BLADE
柔らかい打感と抜けの良さが特徴のサンドウェッジで、フェースの溝が深く間隔が狭く多く刻まれているためスピン性能が非常に高い一本です。バンカー脱出だけでなくアプローチでも大活躍してくれるウェッジです。
4位:TAYLOR MADE (テーラーメイド) M4
大きなフェースと幅広のソールが特徴で、寛容さもありつつしっかり飛距離も出せるサンドウェッジです。ミスが怖いという初心者の方にもおすすめの一本です。低重心設計なので高い弾道で出すことが出来ます。
サンドウェッジおすすめランキング・ベスト3
ベスト3はバラエティ豊かなものが揃いました。ロフト角・バウンス角・ソール幅の組み合わせが自由自在なものばかりなので、自分に合った一本を見つけられること間違いなしです。
3位:TITLEIST(タイトリスト) SM7
さまざまなロフト角・バウンス角の組み合わせを選ぶことが出来る幅広いラインナップが魅力のサンドウェッジです。ロフト角は46度から64度まで選べるので、ウェッジを全てこのラインで揃えることも可能です。
2位:Callaway (キャロウェイ) M.DADDY4
非常に高いスピン性能が魅力のウェッジで、丸山茂樹プロも絶賛していた一本です。ソールの広さや形状によってC・S・W・Xの4種類のグラインドがあります。幅広のWグラインドは初心者でも使いやすく、Xグラインドは幅広ソールなのに小技も使いやすい操作性が魅力です。
1位:Kasco (キャスコ) ドルフィンウェッジ DW-118
ヌケの良さ、バンカーからの出しやすさ、スピンの掛かりやすさなどおいしいところ取りの1本です。特にバンカーが苦手でシンプルに出したい、アプローチしたいという人にはおすすめで、「潜らない×刺さらない」というドルフィンソールが特徴です。
まとめ
サンドウェッジ選びはスコアアップのために非常に大切です。出しやすさを重視するかコントロール性を重視するかによっても変わりますし、ネックの形状・シャフトの素材などさまざまなポイントを考える必要があります。
そういうときに多くの人から高い評価を受けているサンドウェッジを選ぶというのも良い方法です。上記のランキングは特に人気の高いものを集めて厳選していますので、ぜひ購入時の参考にしていただければと思います。