ウェイクボードを始めるときにまず必要なのはボードです。ボードにはいろいろな種類があり、長さ・横幅・ロッカーなど悩むポイントがたくさんあります。
それぞれの特徴と、どんな特性を持っているのかを知り、板の選ぶときのポイントをチェックしていきましょう。また、おすすめのボード12点をランキングでご紹介していますので、ぜひ購入時の参考にしてください。
ウェイクボードのサイズをチェックしよう
自分の身長に合ったサイズのウェイクボードを選ぶことが大切です。ただし、好みによって長いもの・短いものを選ぶ人もいます。
体格に合わせた長さ
長さは一般的に135cmから140cmの物が多いです。この範囲のものを購入すればまずは問題ないといえます。男性に比べて体重の軽い女性では130〜135cm程度、体重のある男性は140cm以上のものを選ぶと良いでしょう。
長いボードは浮力が得やすいですが、体が小さく体重が軽かったり力が弱かったりすると扱いづらいという場合があります。短めのボードは浮力が得にくいため、体重が重い人には扱いづらいというデメリットもあります。
横幅
横幅の中でも特に最も広い中心に近い部分を「ウェスト」と呼びますが、ウェストの幅が広いものが現在の人気の主流です。ウェストの幅が広いほど安定性は増しますが、ボードを操るときにより強い力や技術が必要になります。
初心者はウェストの細めのものを選んだ方が操作性が良いです。
長さによる特性
長いボードは浮力が得られやすいので高いジャンプが可能で、加速性や直進性が高いのが特徴です。短いボードは浮力は得にくいですが取り回しやすく、トリックやスピン・インバートといった回転に向いています。
ウェイクボードのロッカーの種類をチェックしよう
ウェイクボードは平らな地面に置くと反っている事がわかります。この反りのことを「ロッカー」と呼び、「コンティニュアスロッカー」と「スリーステージロッカー」があります。それぞれの特徴をチェックしていきましょう。
コンティニュアスロッカー
コンティニュアスロッカーは全体的に反り返っているものを指します。コントロールがしやすいため初心者におすすめのロッカーで、スピードが出やすく安定性が高いという特徴もあります。
ウェイキでは当たりがソフトになるため、ジャンプするときになだらかな放物線を描くという特徴があります。
スリーステージロッカー
スリーステージロッカーは中心部分が平らで、両端にかけて反り返っているものを指します。そのため水に接している面積が大きく、フィンの抵抗を受けにくくなっています。
ウェイキでは当たりを得やすくなるため、より高く飛ぶことができ、トリックのタイミングを図りやすいのが特徴です。
コンティニュアスロッカーよりも急激に飛び出すようにジャンプすることになるためバランスを崩しやすく、どちらかというと中級者から上級者向けのロッカーだといえます。
ウェイクボードの形状をチェックしよう
ウェイクボードのノーズおよびテール部分の形状もさまざまです。主に「スクエアタイプ」「ラウンドタイプ」「スワローテイル」があります。
スクエアタイプ
ノーズとテールが四角い形をしているのがスクエアタイプです。きっちりと角があるためエッジの直線部分が長くなり、スピードが出やすいのが特徴です。
ラウンドタイプ
ラウンド(round)タイプは文字通り、丸みを帯びているタイプです。と言っても完全な円形ではなく、スクエアタイプよりも角が取れている形をしています。