プラスティック系樹脂素材は、ラバー素材だけのものよりも若干硬めに作られています。水の抵抗を受けやすいのでキック力が必要ですが、その分前に進む力(推進力)が大きいのが特徴です。
重さは、ゴム素材>プラスティック系樹脂となっています。
ブレードの形をチェックする
ブレードの形は、「ジェットフィン(ベントフィン)」と「スプリットフィン(先割れフィン)」と「ノーマルタイプ」の3つのタイプに分かれています。
ジェットフィン(ベントフィン)は、フィンに水の抵抗を少なくするための穴があけられているのが特徴です。
キックしたときに穴から水が抜けていくので、水の抵抗を受けにくくキックしやすくなっています。
スプリットフィン(先割れフィン)も水の抵抗を減らすために、ブレードの中央に切れ込みが入っています。ジェットフィンに比べて、より水の抵抗を受けにくいつくりになっているのが特徴です。
少ない脚力で推進力を得られるので、年配の方や女性におすすめの形です。
ノーマルタイプは、フィンに穴も切れ込みも入っていない一般的な形のもので、たくさんの種類のフィンが販売されています。
足にフィットするかどうかをチェックする
フィンが足のサイズに合っていないと、力が入らなかったり脱げたりしてしまいます。
フルフットフィンは素足で履き、サイズ調節がないためぴったりとしたものを選ぶのがポイントです。
フルフットフィンのお役立ちグッズとして、フィンサポート(フィンが脱落するのを防ぐためのベルト)もあるので一緒に購入しておくと安心です。
フィンサポートは、フィンのサイズが合わなくて足からズレてしまう時にも使えます。
オープンヒールフィンの場合はストラップを使って調節できますが、ブーツを履いてからフィンを装着することになるので、一般的な靴のサイズとは異なる点に注意して、サイズを選ぶことが重要です。
サイズが合っていれば、ブーツが変わったとしてもストラップで調節可能です。
最後はデザインで決める
ダイビング・シュノーケリング用のフィンは、様々なメーカーからたくさんの商品が販売されています。若い方から年配の方まで楽しめるスポーツとあって、デザインも豊富です。
フィンはダイビングをするのに必要不可欠なアイテムですが、自分専用のものを購入するのであればデザインにもこだわりたいというのが正直なところですよね。
正しい選び方のポイントを押さえたら、あとは自分が気に入ったデザインのものを選ぶといいでしょう。
フィンの使い方
フィンの使い方(着脱方法)について、説明していきます。
ストラップフィンの着脱方法
◆装着方法
- ブーツを履きます。
- ストラップを緩めておき、スリッパを履く要領で足をさしこみましょう。
- 足を奥まで差し込んだら、かかとにストラップをかけて両側から均等にバッグルを引いて、ゆるみがなくなるまで締めていきます。
◆脱ぎ方
- バッグルを片方だけゆるめます。
- フィンの先(ブレード部分)をひっぱり、ポケットから足をぬきます。
フルフットフィンの着脱方法
◆装着方法
- フルフットフィンのかかと部分を裏側に向けて折り返しておきます。
※この時の状態は、かかとがないサンダルような形になっているはずです。 - スリッパを履く要領で足を奥までさしこみましょう。
- 足をしっかり奥まで入れたら、折り返したかかと部分を元に戻します。
◆フィンサポートを使う場合の装着方法
- フィンを履く前にフィンサポートを足首につけておきます。
- フィンを装着して折り返したかかとを元にもどしたら、足首につけていたフィンサポートをかかとにはめていきます。
- 最後にベルトの上部を足の甲にしっかりと固定させて完了です。
これで、フィンサポートがストラップの代わりになってくれます。
◆脱ぎ方
- かかとの隙間に指をさし込んで足から外していきます。
- フィンサポートを使っている場合は、フィンサポートを足首まで戻してからフィンを脱ぎます。
- 最後にフィンサポートを足首から外します。
フィンの人気ランキング第12位~6位
初心者には、扱いやすいゴム(ラバー)素材のものが人気です。
第12位:KUKUYA(ククヤ) フィン
幅広のブレードなのでスピードが出やすいのが特徴です。コンパクトなので旅行先にもっていく時などにも便利なフルフットタイプのフィンです。
第11位:GULL (ガル)マンティス フィン
カラーが豊富で、ブラック、レモン、ホワイト、オレンジ、マゼンダピンク、バーガンディ、ミッドナイトブルー、アクアと8色展開しています。
ジェットホールが2カ所開いているので、小さな力でも高い推進力を誇ります。ストラップには、センターガイドラインがついていることによって初心者でも扱いやすくなっています。
第10位:SCUBAPRO(スキューバプロ)ジェットフィン カモフラージュ
ストラップタイプのジェットフィンですが、ストラップがスプリングになっているので、通常のストラップフィンよりも着脱が簡単で、フィット感もアップします。
カモフラージュデザインは、人とかぶることがほぼないため、目立ちたいという人にはぴったりです。
第9位:Lixada Whaleスノーケリングフット ダイビングフィン
フルフットタイプのフィンで、シュノーケリングにおすすめです。素材が柔らかいので持ち運びしやすくなっています。
第8位:リーフツアラー ストラップフィン RF-14
ブレードが小さめに設計されているストラップフィンです。コンパクトタイプなので、身体の小さい人や子どもでも扱いやすくなっています。
第7位:TUSA リブレーター テン ダイビングフィン
柔らかい素材を使用しているので初心者でも扱いやすく、脚力に自信がない人におすすめです。軽量タイプなので旅行先にもっていく時にも便利です。
第6位:SCUBAPRO(スキューバプロ )ジェットフィン
スキューバプロのジェットフィンはプロのダイバーが愛用しており、ジェットホールと呼ばれる6つの穴がありているのが特徴です。
初心者向けではありませんが、すでにダイビングに慣れているという方にはおすすめです。
フィンの人気ランキング第5位~第1位
第5位~第1位のものは、初心者向けだけではなく中級者以上の方におすすめのフィンもそろっています。
第5位:AQA(エーキューエー) ドルフィンカラー
国産ラバーを使用しており、足にぴったりとフィットしやすい設計になっています。シュノーケリングにおすすめのモデルです。
パステルカラーのピンク、サックス、フレッシュグリーン、パープル、レモン、ブラックと6色展開しています。
第4位:リーフツアラー ストラップフィン RF0103
シュノーケリングにおすすめのストラップフィンで、コンパクト設計なので女性や子どもが扱いやすいタイプです。
第3位:スキューバプロ(SCUBAPRO) ツインジェットフィン
クジラをイメージしたツインブレードになっている、スプリットフィン(先割れフィン)と呼ばれるタイプです。小さい力で大きな推進力を生みだしてくれます。
水中でより快適に動き回りたい人や、ダイビングをもっと楽しみたいという人におすすめです。イエローのブレードが水中でも目立ちます。
第2位:enkeeo フィン ストラップタイプ
フィンの裏に滑り止めがついているので、フィンを履いたまま岩場にのっても滑りにくいのが特徴です。
コンパクトですが、素材にゴムとプラスティックを使っているので推進力と扱いやすさの両方を兼ね備えています。子ども用サイズもあります。
第1位:GULL フィン ミュー サイファー ミュー
ストラップタイプのフィンですが、足のさしこみ口はフルフットフィンと同じブーツポケット設計なので足にフィットしやすく、キックの力がブレードに伝わりやすくなっています。
また、取り回しがきくコンパクトタイプなので水中で快適な泳ぎを実現させてくれます。これからダイビングを趣味にしたいと思っている人や、もっとダイビングを快適なものにしたいと思っている人におすすめです。
フィンのおすすめ人気ランキング12選のまとめ
フィンを選ぶときはサイズが合ったものを選ぶのはもちろんですが、泳ぐ場所や足の筋力によっておすすめのタイプが変わってきます。
本当に自分に合ったフィンをつけて泳ぐと水中での動きがよくなり、よりダイビングを楽しめるので、今回紹介した選び方のポイントを参考に、自分に合ったフィンを探してみて下さい。