ランニングをする人にとって紫外線をカットするフェイスカバーは重要なアイテムの一つです。とは言え息苦しさを感じて外してしまった経験を持つ人も多くいるようです。ランニングを邪魔しない機能的かつオシャレなフェイスカバーはあるのでしょうか?
ナイキやアディダスといったスポーツメーカーを中心に息苦しさを感じにくい機能的なフェイスカバーが発売されています。そこでランナーが選ぶランニングを快適にする人気のフェイスカバーを一挙紹介していきます。
ランニングフェイスカバーの選び方
ランニング中の紫外線カットを第一の目的に作られているフェイスカバーですが、どのようなものを選べばいいのでしょうか?顔に着用するものなので見た目のデザインも重要です。さらにランニング時に使用するという機能性にも注目して選んでいきましょう。
息苦しさを感じないもの
1番の条件といえるのは息が苦しくないもの!ランニングの際に鼻や口が塞がってしまっては息苦しく感じてしまいます。ランニング用ではないスカーフやタオルなどでフェイスカバーの代用をすると、結局息苦しく外してしまい紫外線対策がダメになってしまいます。
また通気性がよくないものを選ぶとメガネなどが曇って視界が悪くなるなどのトラブルも招いてしまいます。これでは着用が不快になってしまいます。
鼻や口に張り付かない立体感のあるデザイン、そしてメッシュなどの空気を通す素材のものがおすすめです。
水分を取りやすい形を選ぶ
ランニング中の水分補給は必須です。その際フェイスカバーをいちいち脱ぐのは大変な動作です。現在各メーカーでは着用したまま水が飲めるデザインのフェイスカバーを多く販売しています。
口元が開く、めくれるなどの水分補給しやすいデザインを選ぶようにしましょう。また口元が開くデザインのフェイスカバーは息苦しさも感じにくいのではないでしょうか。
UV加工がしてあるものを選ぶ
夏場は勿論、冬場も紫外線は意外に強いものです。しっかりとUV加工のしてある素材を選びましょう。また度重なる洗濯にもUVカット率が落ちないものが理想的です。
ここでポイントなのがUVカットの種類です。UVカット加工商品でも生地を作る段階で紫外線吸収剤を配合する方法のものと出来上がってから表面にUVカット剤を吹きかけるものがあります。当然の事ながら後者は洗濯ごとに紫外線カット率は下がっていきます。
またUVカット素材という物は生地の繊維の段階でチタンやカーボンなどを配合しているので選択してもUVカット率は下がりません。
購入の際はどのようなUVカット製品なのかも確認するといいでしょう。
速乾性のあるものを選ぶ
更にスポーツ時に使用するものなので、吸汗性と速乾性は外せません。特に顔に着用するので汗によるべたつきが続くようなものは避けたいですね。
汗をかいてもサラッと使用でき、洗濯をしてもすぐに乾くものがいいです。特にランニングが日課になっている人は、汗汚れが気になるものです。気軽に洗濯でき、簡単に乾く素材なら毎日使用しても問題ありませんね。
自分が必要としている機能や形を探すこともポイント
自分のランニングスタイルに合わせた選び方をする事もポイントです。
例えば耳に掛けるタイプがいいのか、すっぽりとかぶり首までカバーするタイプがいいのか。または帽子と一体化している方が楽なのか。花粉症の時期などは花粉のブロック率が高いものという条件もプラスされます。
首までのUV対策をしたければ丈の長いものを選ぶ、メガネをかけているなら通気性に優れたものを選ぶなど、外せない条件は個人によっても変わってきます。自分の必要としている機能性を重視して選ぶようにしましょう。
恥ずかしさを感じないデザインも外せない
フェイスカバーを実際に利用している人の声を見てみると「二度見されてちょっと恥ずかしい」「すれ違う人に凝視される」「外見が怪しく見えて恥ずかしい思いをした」などという意見もあるようです。気にならないという人は問題ありませんが、紫外線対策はしたいけれど着用の際に何となく違和感を感じるという人は、より自然に着用出来るタイプのフェイスマスクを選ぶようにしましょう。