手軽に大自然を満喫でき、体も心もリフレッシュできるトレッキング。初心者でも気軽に挑戦できるトレッキングですが、安全確保は絶対条件です!
最近では、トレッキング用のGPS機能の1つとして誰でも簡単にアクセスできるスマホアプリに注目が高まっています。しかし、それでも「トレッキング専用GPS」をおすすめするには大きな理由があります。今回は「トレッキング専用GPS」について詳しくおすすめ人気製品をあげながらご紹介します。
特にスマホアプリと「トレッキング専用GPS」の選択に迷っている人は必見です!
トレッキング用GPSとは
「トレッキング専用GPS」とは、衛星からの位置情報によってトレッキング中などでも、自分のいる場所を明確に知ることのできる携帯可能な小型のナビゲーションシステムのことです。現在では、さまざまなタイプや種類の中から選ぶことができます。
トレッキング用GPSとスマホアプリとの違い
「スマホのアプリを利用した方が、操作も慣れているし手軽」という人もいることでしょう。こちらでは、トレッキング用GPSのスマホアプリとの違いやその魅力を詳しくご紹介します。
悪条件下でも電波通信が可能
GPSにとって電波受信の確保は、トレッキングの安全性を左右する大きなポイントです。悪条件下で電波受信が途絶えてしまっては、GPSを携帯している意味がありません!
沢沿いや深い谷などはGPS機能の電波通信がとても不安定になりますが「トレッキング専用GPS」の場合は、問題なく電波通信が可能です。スマホでは、電波通信が途切れてしまうルートであっても「トレッキング専用GPS」では確実に電波通信を確保することができます。
優れた堅牢性
トレッキングは、天候や環境の変化に関わらずに歩みを進めます。そのため、ときには悪天候下でGPSを確認しなければならなかったり、誤って端末機器に衝撃を与えてしまうこともあるでしょう。
スマホでは、衝撃予防策が外付けのアイテムなどで限られてしまいますが、トレッキング専用GPSは悪条件下での使用を前提に設計されているために構造もあらゆる条件下に対応できるほどタフに仕上がっているのも大きな特徴です。
手軽な電源
アウトドアで使用する電気機器は、予備電源を確保することは当然のこと。これは、スマホでも同様にサブバッテリー持参の必要性があります。
スマホのサブバッテリーの重量は、バッテリー容量にもよりますが約130gから450gを超える重さのものまでさまざま。トレッキング装備に、このような重さのあるサブバッテリーは負担にもなりかねないのが現実です。
一方で「トレッキング専用GPS」の場合は、その多くで乾電池を電源としていることが大きな特徴になります。乾電池の重量は、多くのGPSで採用されているニッケル電池単三型の場合は1本26gが目安であり、予備を2本1組の持参しても52gとはるかにスマホの予備バッテリーよりも軽く済むのです。
トレッキング用GPSの機能
こちらでは「トレッキング専用GPS」の多彩な機能の例についてご紹介しましょう。
- 高い防水性…雨や湿度の高い場所なども問題なく機能が発揮できる構造になっています。
- 気圧高度計…名前の通り、気圧の変化を感知して高度を割りだす機能です。
- 電子コンパス…地磁気を常に検出するため、静止状態でも方位を正確に示すことが可能。
- カメラ機能…320画素程度のカメラを内蔵し、手軽に撮影できるタイプもあります。
- Bluetooth接続…スマホとの接続を可能にし、あらゆる機能に幅をもたせることが可能。
- ライブトーキング機能…Bluetoothにてスマホと接続することにより、リアルタイムでWeb上に現在地を公開できる機能のことです。
- 通知機能…Bluetoothにてスマホと接続することで、スマホへの電話やメールの着信を知らせる機能。
- ワイヤレスデータ通信…ワイヤレスでの通信を可能にします。