自転車の盗難率は年々下がっていると言われているようですが、だからと言って安心はできません。大切な愛車を盗まれた時のショックはかなり大きいですよね。
そこで！窃盗に負けない最強のカギはないものかと徹底調査！ワイヤーがいいのかU字ロックがいいのか、ダイヤル式か鍵タイプか……。
愛車を盗まれたくない！窃盗犯が外せない自転車用キーロックを知りたい人は必見です。
自転車用鍵・ロックの選び方
自転車を守りたいなら最強のカギを付けるべきです。最強のカギの条件を考えた時、盗む方からの視点で見てみれば盗みにくい状況、ボルトカッターで切れない鍵・ロックの条件は何なのかが見えてきます。
ワイヤーよりU字ロックを選ぶべき
自転車を窃盗する人は大抵ボルトカッターで鍵を切断します。その際切断しやすいのは一般的なワイヤータイプ。そして断面の少ないもの程切りやすいといいます。
通常販売されている安値のワイヤータイプはほんの数秒ほどで切断させてしまうので、使用するのは気休めだと考えた方がいいかもしれません。
地球ロックをかけたいなどワイヤータイプの使いやすさを求めるならkryptonite(クリプトナイト)のチェーンタイプのように断面が太く強靭なチェーンタイプものがおすすめです。
U字ロックは切断能力の高い工具を使用すればカットする事も出来ますが、その際もかなりの時間を要します。窃盗犯にとってはあまり狙いたくないキーロックと言えるでしょう。
安さ・軽さを求めると窃盗されやすい
通常の自転車もロードバイクも出来れば安く軽いキーロックを持ち運びたい！と言うのが本音です。しかし安い＝弱いと考えた方がいいでしょう。窃盗犯が使用するボルトカッターやクリッパーは最低でも2,000円程です。価格は能力に比例する事が多く窃盗犯が使用する工具よりもはるかに安値のキーロックでは太刀打ちできないとも言われています。
重さに関しても強くて軽いタイプも発売されていますが、一般的には強いキーロックは重量感も出てきます。
また売れているから強いというわけではありません。安いものほど売れやすいのです。強さを求めるならある程度の費用はかかるもの。
本気で自転車を守りたいと思うのであれば、軽さや安さよりも強靭さを重視して選ぶようにしましょう。
鍵よりダイアル式の方が楽
盗難防止というより手間の問題ですが、鍵のタイプは常に持ち運ぶ手間がかかります。中にはどこにしまったか忘れてしまう人も……。
そんな人は特に鍵タイプよりダイアル式の方がいいでしょう。もし鍵を無くしてしまったら自分で器具を用意して切断する羽目になってしまいます。強靭なキーロックを使用していたら自分での切断に相当の労力と時間がかかるかもしれません。
高い位置でロックをかけると盗まれにくくなる
自転車に鍵やキーロックをかける時、どの辺の高さにかけていますか？地面につく位下につけている人が大半のように感じます。しかし、窃盗犯達が自転車のキーロックをボルトカッターで切断する際は、大抵一方を地面に置き固定し切断するので、ロックをかける位置はなるべく高い位置がおすすめです。