ロードバイクに乗っていると必ず定期的に交換しなければならないものがタイヤです。タイヤはさまざまなメーカーから多くの種類のものが販売されているため、どれを選べばよいか悩んでしまいます。
タイヤの修理や特徴、そして寿命や交換時期などの目安をご紹介します。厳選したおすすめタイヤベスト12もご紹介しています。
ロードバイクのタイヤの種類
ロードバイクのタイヤには種類があり、中にはホイールを選ぶものもあります。基本的なタイヤの種類を見ていきましょう。
クリンチャータイヤ
最も一般的で良く使われているのがクリンチャータイプといわれるタイヤです。これはタイヤとチューブが分かれているタイプで、パンクの修理などがしやすいというメリットがあります。タイヤだけ、あるいはチューブだけを交換することが可能です。
屋外でも自分で修理が出来てしまうので、修理キットを持ち歩くようにしておくと良いでしょう。完成品の初期タイヤは全てこのタイプのタイヤで、商品のバリエーションが最も多いものでもあります。
デメリットは段差などでリム打ちしてパンクすることがあるという点と、他の2種類に比べると乗り心地という点ではやや劣るという部分です。
チューブレスタイヤ
チューブレスはその名の通りチューブのない構造です。クリンチャータイプのようなリム打ちパンクは起こりにくい上、乗り心地が良いのが特徴です。またパンクをしたときに空気が漏れにくいというメリットもあります。
ただしホイールはチューブレス専用のものを使用しなければならないので、ホイール+タイヤの合計費用で考えなければいけません。タイヤ交換時の脱着しにくく苦労するということも挙げられます。
チューブラータイヤ
チューブラータイヤは競技用として使われるタイヤです。走行性能が高く、なめらかで快適な走りができます。
このタイヤはチューブと一体化しており、リムに専用のテープや接着剤で貼り付いているという構造をしています。そのため専用のホイールを使用しなければいけない上にタイヤ交換で非常に手間がかかり、パンクをした場合はタイヤを交換するという場合もあります。
単価の高さもデメリットの一つです。ただしレースに出場する人に撮っては必須のタイヤといえます。
タイヤの幅を選ぶ
ロードバイクのタイヤの幅にも種類があります。それぞれの太さのメリット・デメリットや選ぶときの注意点を見ていきましょう。
標準は25C
昔は軽量性や摩擦などの抵抗を考えて非常に細いタイヤが主流でしたが、タイヤメーカーの調査・実験により太めのタイヤの方が走行性が高いということがわかりました。