ダンベルやバーベルなどを使った筋トレだけでなく、様々な自重トレーニングでも役に立つトレーニンググローブですが、選び方がわからないという人も多いです。
トレーニンググローブの効果やレザー素材がおすすめな理由、そして選び方をご紹介します。おすすめのグローブベスト12もご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
トレーニンググローブはどんな効果がある?
トレーニンググローブは主にダンベル・バーベルなどを使用したウェイトトレーニングに使用します。またチンニングなどの自重トレーニングで使用するのも便利です。
スポーツジムでグローブを使用している人も多いですが、トレーニンググローブにはどのような効果があるのか見ていきましょう。
しっかり握り込めて握力のサポートができる
トレーニンググローブは手のひら部分に滑り止めがついています。そのためしっかりと握り込むことが出来ます。
持ち上げる筋力はあるけれど握力が足りずに十分な高重量でのトレーニングが出来ずに困っている人も多いと思いますが、グローブを使うことで握力のサポートが出来、より高重量のウェイトトレーニングを行うことが出来ます。
汗で滑るのを予防する
ウェイトトレーニングをしている間、手のひらは汗をかきます。手のひらは体の中でも汗腺の数が多く、汗をかきやすい部位です。そのため汗でウェイトが滑ってしまって落下事故を起こすということがありえます。
1キロのダンベルであっても1mの高さから落とすと相当な衝撃になりますので、高重量のダンベルやバーベルを落下させると大怪我につながってしまいます。トレーニンググローブは汗を吸収してくれるため、汗によるスリップを防止して怪我を予防してくれます。
手のひらの保護
繰り返しダンベルやバーベルなどを使ったトレーニングをしていると手のひらが擦れたりマメができたりします。グローブはそれらの怪我から手のひらを守る役割があります。
握力をサポートしてくれるため、不必要に力を入れる必要がなくなりますのでマメもできにくくなりますし、手のひらのバッドはクッション性が高いため擦れて痛いということもなくなります。
手首を固めて怪我を予防する
本格的なトレーニンググローブの中には、手首を固定するためのリストラップがついているものがあります。高重量のウェイトは手首に負担がかかるため痛める恐れがありますが、リストラップで固定しておけば怪我予防になります。
トレーニンググローブの素材のメリット・デメリットをチェック!
トレーニンググローブには様々な素材があります。主に布や合成繊維製のもの、そしてオールレザー製のものが主流です。それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。
合成繊維製
合成繊維製のものは通気性や吸汗性・速乾性に優れた物が多く、柔らかいので着脱しやすいという特徴があります。ですが100kgを超える高重量には耐えられないというものもありますので、耐荷重性能を確認しておきましょう。
手のひらにはゲル素材やシリコン、レザーといった滑り止めのパッドが貼り付けられています。また、丸洗いすることができるものも多いです。価格もレザー製のものに比べて安価なものが多いため、購入しやすいのがポイントです。
オールレザー素材
オールレザー製のものは耐久性に優れており、クッション性が高いのが特徴です。高重量のトレーニングを行う際には必須といって良いでしょう。
また肌なじみがよく、長期間に渡って使うほど手になじんで使いやすくなります。ただし価格が高くなりがちで、丸洗いできないというデメリットがあります
レザー素材を使ったものが使いやすい!
合成繊維とレザー素材で使いやすさを比べると、断然レザーをおすすめします。理由を知り、レザーの魅力を確認しましょう。
レザー素材が使いやすい理由
レザー素材が使いやすい理由は手にしっかりなじむということがあります。グローブ内部で手が滑るということもありませんし、何しろグリップ力は圧倒的です。
安全性・クッション性・耐荷重性などが抜群に良いため、高負荷のトレーニングを行ってしっかりと筋肉を追い込みたいという人はレザー一択です。
手のひらだけレザーのものがある
合成繊維製のグローブの中には、手のひら部分だけレザーを使用しているものもあります。初めて使うときからすんなりと使うことができ、安価で手入れも楽というメリットがあり、レザーのグリップ力やクッション性も備わっています。
ただし前述の通り高重量のトレーニングでは破損したり手が痛くなったりすることもありますので、ライトなトレーニングに向いています。
トレーニンググローブの選び方
トレーニンググローブの選び方をチェックしておきましょう。どのようなポイントに重きを置くかというのを自分の中で決めておくと選びやすくなります。
素材
合成繊維や布製のもの、レザー製のもの、手のひらのパッドだけレザーのものなど、自分が行うトレーニングの内容や負荷によって素材を決めると良いでしょう。