サッカー上達の為にはラダートレーニングが欠かせません。子供からプロまで愛用しているラダー」ですが、具体的にはどんなトレーニング効果が得られるのでしょうか?
スポーツをサポートするLICLI(リクライ)やTANI(タニ)、GronG(グロング)など多くのメーカーが特徴あるラダーを販売していますが、ラダーならどれでもいいというわけではありません。
トレーニング効果をしっかりと出せるラダーの選び方を詳しく解説!ランキングでお届けします。またラダートレーニングで得られる効果も抑えておきましょう。
サッカートレーニング用ラダーの選び方
サッカー上達の為に取り入れたいラダートレーニングですが、選ぶべきラダーとはどんな条件のラダーでしょう。
初心者の人は特に、見た目に大きな特徴のないラダーはどれも同じに見えてしまうかもしれません。
しかし、選んだラダー次第でトレーニング効果に差が出てしまうので、ラダー選びは慎重に行ないましょう。
①ラダープレートに厚さがあるものを選ぶ
サッカーのラダートレーニングには、平らで薄過ぎるラダーは不向きです。収納時や持ち運びは薄い方が楽ですが、踏んでも感覚がないのでトレーニングへの集中力や緊張感が減り効果も少なくなってしまいます。
ラダーを選ぶときは、立体感のあるもの、またはフラットでも4mm程の厚みのあるものがおすすめです。
厚みのあるラダーなら地面を押す力がしっかり意識出来、膝も上がりやすくなるでしょう。
②長さが4m~5m程のものを選ぶ
ラダーには様々な長さがありますが、あまり長いものはおすすめ出来ません。
ラダートレーニングに求められているのは、持久力ではなく瞬発力やスピード系です。その為長すぎるラダーを使用すると集中力が低下し、本来向上させたい瞬発力などが付きにくくなるのです。
集中力を失わずに、細かい動きを脳と連動させるには4m~5mの長さを選ぶようにしましょう。
③マス目は自分のレベルに合わせて!調節できればベスト
トレーニングの性質上、ラダーのマス目は狭くなるほど難易度が高くなってきます。一般的な目安として子供の場合35㎝~45㎝、大人は40㎝~50㎝となっています。
しかし、突き詰めていくとトレーニングメニューによって適切なマス目が変わり、同トレーニングでもレベルが上がればマス目は狭く設定すべきです。
そこでマス目が調節出来るタイプならば、どんなトレーニングにも対応出来るのでおすすめです。
④持ち運びの便利さを考慮する
ラダーを使ったトレーニングをする際に、持ち運びの便利さや収納しやすいかどうかも確認しておきましょう。
ラダーの出し入れに手間がかかるようでは、せっかくのトレーニング時間が無駄になってしまいます。
また持ち運びが楽なものなら、グランドや公園などに持参しトレーニングをしやすくなります。
ラダートレーニングによって得られる効果
サッカーという競技においてクイックネス(俊敏性)アジリティ(敏捷性)はとても大切な要素になります。
ラダーを使用したトレーニングでは素早く複雑な動きを正確に行う事で、クイックネスとアジリティを鍛える事が可能です。
クイックネス(俊敏性)を鍛え加速力を発揮する
ラダートレーニングによってクイックネスが鍛えられると、素早い動きが出来るようになりフェイントやカットイン、そしてスピードのあるドリブルなどに応用出来ます。
クイックネスのトレーニングでは「速さ」に集中する事、出来る限りのトップスピードでステップを踏んでいく事がポイントです。
このクイックネスのトレーニングは、アジリティの基礎とも呼べるものでクイックネスがなければアジリティも上達しないでしょう。
アジリティ(敏捷性)を鍛えスピードある正確な動きを手に入れる
ラダートレーニングはサッカーに必要な「正確な動き」も鍛える事が可能です。スピードがあっても正確さに欠けるプレーは意味がありません。
アジリティは速さに正確さがプラスされた動きです。体を細かく正確にコントロールしプレーをより確実なものへ導いていくのです。
アジリティのトレーニングでは、トップスピードでかつ正確なステップを踏んでいきます。また方向転換なども取り入れより正確なステップを目指します。
初心者でも挑戦したいドリブル技「ダブルタッチ」「シザースフェイント」そしてジダン選手が得意とする「マルセイユルーレッット(国内ではヨコハマルーレットとして有名)」などもアジリティトレーニングが基本になります。
そしてアジリティのトレーニングに必要なのが、上記したラダープレートの厚みになります。踏んだのかどうか判断できない薄さではアジリティのトレーニングが出来ません。
【サッカー】ラダーおすすめ人気ランキング10位~7位
人気のあるラダーはどれも収納袋が付き、持ち運びの点も重要視されています。
基本は5m前後がおすすめですが、連結可能なラダーなどは繋いで使用しトレーニングの幅を広げてもいいでしょう。
10位:SPEEDMARK 瞬速 動画マニュアル付 ラダー
プレート幅41cm×2cm、硬く粘りのあるポリプロピレン素材で作られ踏んでしまっても壊れにくい特徴を持っています。
またラダーが浮きにくく、柔軟性のある帯なので芝や屋内など場所を選ばず使用可能。連結が出来る構造で複数購入すればトレーニングの幅も広がるでしょう。