バスケの試合でリストバンドを使用する人は非常に多いです。リストバンドは見た目だけでなく、便利な効果もあります。リストバンドの持つ4つの効果や装着する位置、選び方をチェックしましょう。またおすすめリストバンドベスト10もご紹介します。
バスケでリストバンドを着けたときの4つの効果をチェック
バスケでリストバンドを着けると「汗を拭く」「手のひらに汗が流れないように止める」「手首の保護」「ファッション」の4つの効果があります。それぞれの効果を細かく見ていきましょう。
汗を拭く
バスケは非常に目まぐるしく攻守の交代が起こります。一瞬の判断力の遅れが命取りになる場合もありますので、汗が目に入るということがあると困ります。
タイムアウトやハーフタイムのときにしか汗が拭けないという状態では不快ですし、汗が目に入るということもあります。そういうときにリストバンドを使って汗を拭くことが出来るため、非常に便利です。
リストバンドはタオル生地・パイル生地で出来ているため吸汗性が高いので便利です。
汗を止めて手のひらに流れないようにする
バスケは手でボールを扱いますので、手のひらが汗で濡れていると滑ってしまいます。パス、ドリブル、シュートなどは全て正確性を必要とするため、濡れている手では正確性を欠いてしまいます。
リストバンドをすれば、手を下に下ろしているときに汗が手のひらに流れていかないように止めておくことができます。
手首の保護
手首はバスケで最も重要な働きをする部位です。強いパスを受けたときや強いバウンドのドリブル、ジャンプ時に態勢を崩して着地したときなどに手首を傷めないようにリストバンドで保護することができます。
手首にテーピングを巻くという選手もいますが、リストバンドの方が汗を拭くことも出来るので便利です。
ファッション
見た目重視でリストバンドを着けるという人もいます。見た目重視とはいえ、着ければ上記のような効果を得られるため、一石四鳥です。
最近では非常に様々なデザインのリストバンドが出ていますし、交換用や予備用として複数個持っておけば気分によって使い分けられるので便利です。
リストバンドを着ける位置は手首?肘?
リストバンドをは一般的に手首に着けますが、バスケ選手の中には肘に近いところにつけている人もいます。それぞれにどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
手首に着けたときのメリット・デメリット
手首につけたときにのメリットは、上記の4点の効果を全て有効に活用できるという点です。逆にデメリットが見当たらないといっても良いでしょう。
肘に着けたときのメリット・デメリット
肘に近い前腕部分にリストバンドを着けたのは、あのマイケル・ジョーダンが最初だといわれています。幅の広いリストバンドを前腕の上部に着けるのがトレードマークになっていました。
肘近くにリストバンドを付けたときのメリットは額の汗が拭くときに腕をの動きが最小限で良いという点です。逆にデメリットとしては手首の保護が出来ないということが挙げられます。肘に着けるのはどちらかというと見た目重視だといって良いでしょう。
結局どっちがいいの?
リストバンドを着ける位置は、人それぞれで良いと思います。手首の保護をしっかりしたいと考えている方は手首につければ良いでしょうし、見た目的に肘辺りに着けておきたいというのでも問題ありません。好みの方を選びましょう。
リストバンドの選び方のポイントをチェックしよう!
リストバンドを選ぶときのポイントをチェックしてみましょう。小さいアイテムだからこそ、快適に使うために厳選しておきたいものです。
素材
パイル生地のものがほとんどですが、目が細かく柔らかいものがおすすめです。また吸汗性・速乾性が高いものを選ぶと快適に使えます。目が粗いものは吸汗性が悪かったり肌触りが良くない事が多いので、事前に口コミなどを確認しておきましょう。
機能性
吸汗性はもちろん、速乾性に優れたものを購入すると乾きやすく便利です。また、素材的にもマイクロファイバーなど柔らかく肌触りが良い素材のものがおすすめです。
メーカー
NIKEが非常に人気がありますが、adidasやasics、MIZUNOといった総合メーカーのものも人気です。またスポーツ用インナーと合わせてUNDER ARMOURも人気があります。
試合でも問題なく使えるノーブランドの無地のものや、練習用に漢字などの入ったものも人気が高いです。ノーブランドのものはメーカー品より安いですが、品質を考えると人気メーカーのものを購入した方が良いでしょう。
太さ
通常の7cm程度のものから、太めの10cm程度のもの、さらに極太の15cmのものまでありますので、好きなものを選ぶとよいでしょう。試合で使うのであれば10cm以内、肘につけるのであれば太めのものがおすすめです。
価格
多くのものが500円〜1,000円の価格帯で購入することが出来ます。中には2〜3,000円のものもありますので、予算を決めて選びましょう。試合中に交換できるように複数個用意しておくという人も多いです。
デザイン・色
デザインはワンポイントのものがほとんどです。ブランドロゴや漢字一文字だけが入ったものや無地のものなど、シンプルなものが多いです。色はユニフォームの色か白・黒がおすすめです。
公式戦での使用は規定に合わせて
リストバンドを公式戦で使う場合は注意が必要です。JBA(日本バスケットボール協会)の「バスケットボール競技規則」によると、リストバンドは「幅は最大10㎝」「繊維素材」「シャツと同じ主となる色、黒色、白色」とされています。